目次
スーツの着こなし一つで印象が変わる
結婚式場情報サイトのすぐ婚naviが2133名の女性を対象に、「かっこいいと思う男性の制服姿」について調査したところ、1005人が「スーツ姿」と回答。スーツに胸キュンする女性の意見としては、「デキる男に見える」や「男らしさを感じる」、「普段よりも3割増しでカッコよく見える」などの意見が目立った。また、「シワのないスーツ姿」や「腕の筋肉が見えて」といったスーツにスタイリッシュな着こなしを求める意見も多かった。
結婚相談所のお見合いや婚活パーティーなど、婚活では何かとスーツを着る機会も多い。そもそもスーツの役割とは、頼もしさや信頼感を表現する重要なツールだ。大事な役割を担っているスーツのはずが、不自然に見えたりサイズが合っていなかったりすると相手に不快な印象を与えてしまう場合もある。そうすると、第一印象で候補から外されてしまうおそれがある。
大切なのは性格や相性といった中身の問題だが、それでも「見た目」に気を配ることを忘れてはいけない。ほとんどの男性は、スーツの見せ方に気を配らず、「なんとなく着るのが当たり前だから」「無難な格好だから」といった感覚でスーツを着用している。その結果、“しょぼいスーツ姿”になってしまう。
それは、スーツを選ぶ段階から原因がある。色やデザインなど自分の好みを優先し、似合いそうなスーツを選ぶのは問題ない。
そのあと、最も大事なことは「着こなし」。たとえ安いスーツでも完璧に着こなせていれば、スタイリッシュに自分を見せることができる。また、見る人によっては、センスの良さも感じる。そこで今回は、婚活に備えて『絶対に見落としてはいけないスーツの着こなし術』を確認していこう。
参考:2015年4月 2,133名に調査「かっこいいと思う男性の制服」
着こなし術その1 ジャケットの「肩」
肩とジャケットの肩山がフィットしていることが条件
肩山のフィッティングがスーツの着こなしを左右する。肩山を1センチくらい指でつまめる程度が目安。
肩幅が合っていない、肩山がフィットしていない、そういったジャケットを着ていると不格好に見えてだらしないので注意しよう。
着こなし術その2 ジャケットの「袖」
腕を伸ばし、ジャケットの袖からYシャツの袖が1センチ~1.5センチくらい出ている状態がベスト
ただし、Yシャツの袖が見えすぎているのはNG。かなりダサくなってしまうので注意したい。
リフォーム(手直し)の方法は2種類あり、袖の長さを調整する方法と、肩の部分を調整する方法。いずれにしても素人では難しいので、クリーニング屋か洋服売り場で手直しをお願いしたほうが良い。
着こなし術その3 ジャケットの「丈」
背中を向けた時、ジャケットの丈で尻が隠れるくらいが丁度いい長さ。お尻の下部が見えそうで見えないくらいがベスト
尻の半分が出るくらいのスーツもあるが、正直なところ、日本人だと不格好な見た目になる。落ち着いた雰囲気でスマートに着こなすためには、あまり尻を出し過ぎないように注意しよう。