追い詰められて婚活鬱に
人によってプライドの持ち方は様々ですが、もしかしてあなたは婚活をはじめる前にこんなことを思っていませんでしたか?
「年収1000万円以上の人でなければ結婚なんて考えられない!」
「美人で料理が上手な親と同居を考えてくれる人でなければ結婚はできない!」
もちろん、婚活というのは理想のパートナーを探すための活動ですので相手に対して要望があってもいいのです。むしろ、「誰でもいい」と思うほうが不自然ですよね。しかし、この不自然なことを思ってしまうまでに追い詰められてしまうのが婚活鬱の恐ろしさなのです。
だんだんと理想像は崩れてゆき…最終的に誰でも良くなってしまう
配偶者の理想年収や、夫婦生活の理想を持ち婚活を行っていた男女が、長年続く婚活に疲れ果ててしまい、最終的に「自分は魅力がないのだから結婚してくれるなら誰でもいい」とまで思ってしまうのが婚活鬱の症状でもあります。
婚活を続けていくうちに、理想が高すぎたことに気がつき、要望を修正していくということは珍しくありませんが、「自分には価値がない」と思ってしまうのはつらいものですよね。
しかし、誰でも良いというプライドのない姿勢というのは異性にとって魅力的ではないため、ますます結婚から遠ざかってしまうものなのです。
良いプライドとは
多くの方が勘違いしてしまうものですが、プライドというのは自分自身への価値を肯定し評価するというものではありません。「私は美人」「僕は一流企業勤め」など、今の自分の状況においてのプライドはいつ崩れるものかわからないものです。
美人というプライドを持った女性が果たして80歳になっても美人のままか。一流企業勤めというのがプライドの男性が100歳になっても現役で勤めていられるのか。
これらを考えたときに、プライドと呼ぶには少し心細いと思いませんか?良いプライドとは、自分の人生に自信を持つということなのです。
「美人を維持するのに毎日努力してきた」
「一流企業に勤めていても勉強は欠かさない」
これらの行動が良きプライドとなります。あなた自身の価値をプライドとするのではなく、あなたを作ってきた人生をプライドとするのです。
どうでしょう?こう考えてみたら、自分の新しい魅力に気がつきませんか?今、婚活鬱(婚活疲労症候群)に悩み苦しんでいるあなたは、この状況から抜け出すための努力を考えているはず。それがきっと人生経験でのプライドとなります。
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