離婚を経験して子どもを引き取って暮らしているバツイチ子持ち男性は、別れの数だけさまざまな事情を抱えています。そのためバツイチ男性と結婚したいと考えている女性は、相手の家庭事情をしっかりとチェックすることが大切です。

そこで今回は、バツイチ子持ちの男性と出会った後の付き合い方や結婚願望の確かめ方を中心にピックアップ。結婚を考えるうえでチェックしておきたいポイントについてもまとめています。

バツイチ子持ち男性との付き合い方

バツイチ・子持ち男性を好きになったら、単身の男性に対してとは違う接し方やアプローチが必要になります。具体的にどのようにお付き合いすべきなのかを細かく整理しながら、詳しくみていきましょう。

彼の子供を可愛がる

子持ち男性にとって、子供はとても大切な存在です。いくら別れた元妻との子供であっても、自分の子供に変わりはありません。特に初めてもうけた子供は、ひとしお可愛いものです。

したがってバツイチ子持ち男性は、子どもの存在を邪険に扱う女性を大切に思えるはずがありません。彼が子供に会うときには、嫌な顔をせず笑顔で送り出してあげましょう。

すると彼は「子供のことをちゃんと理解してくれてるんだなぁ」とあなたの器の大きさに感心して、「結婚しても上手くいくかも」と思わせることができます。 子供あてにプレゼントを渡すのも、ポイントが高いです。

彼の元妻や子供への金銭的援助を理解する

別れてからも、子供への養育費の支払いは続きます。なかには子供のために養育費以上の金額を渡す人もいます。あなたは「なぜ余分に払う必要があるの？」と思ってしまうかもしれませんが、彼にとってはかけがえのない子供です。

もしあなたに生き別れた子供がいたなら、なるべく援助をしたいと思うはずですし、再婚相手が理解してくれたらとても嬉しいし感謝しますよね。男性も同じなのです。

彼との結婚を焦らない

気長に待つスタンスも大切です。大切にされる女は焦りません。ガツガツしないのです。

彼は離婚の痛手を引きずっている可能性がありますので、気持ちを責めずあおらずに「傷が癒えるまで待ってるから安心してね」と優しく支える姿勢を示しましょう。彼はあなたの余裕な姿勢と母性的な癒しを感じて、男としての自信を少しづつ取り戻してあなたとの結婚を前向きに考えていくようになります。

しかしなかには「元々結婚を視野に入れていない」という人もいます。結婚を望めない男性とは手を切り、幸せを分かち合える男性を見つけることを検討しましょう。

相手を個人として尊重する

世の中は、今でもバツイチに対しての偏見に満ちています。「バツイチ」という言い方ですら、本人に問題がないにも関わらず「バツが1つついた」という呼び方をされていますよね。

バツイチ子持ち男性と出会ったら、相手の事情や考えなどを聞いて個人として受け入れることが大切。離婚したばかりの男性の場合には過剰な期待やリクエストをせずに、相手の置かれている状況をよく確認するようにしましょう。

家族ぐるみの付き合いを

子持ち男性とのお付き合いは、男性と一対一だけの関係性ではありません。必ずお子さんも含めて、アットホームなお付き合いをすることが大切です。

しかし子どもには子どもの考えや気持ちがあります。親の離婚を受け入れられるまでに時間がかかる場合もあるでしょう。お子さんのことをバツイチ男性と分けて考える必要がありますし、子どもも彼も別々に尊重する姿勢を持つようにしましょう。

関係の進展を焦らない

バツイチ子持ち男性は、配偶者と別れても家庭を持っている状態です。自分が彼の家庭に新しい家族として入るには、時間がかかるものです。

出会いから結婚までを焦る方も少なくありませんが、バツイチ子持ち男性との関係を焦らずゆっくりと進めるのがベストです。男性とお子さんの心の傷やショックが癒えるまで待ちながら、家庭におけるあなたのポジションをゆっくり築いていきましょう。

前の家族を意識しすぎない

バツイチ子持ち男性には、元妻や別れた前のパートナーがいます。もちろん離婚後も連絡をとったり、子どもを引き合わせたりする必要もあります。

元妻やパートナーの存在が見えると「自分は不必要かも」「前の奥さんのほうが大事なのかな」と不安になってしまいます。しかし別れた後の2人の関係性を詮索したり、むやみに気後れしたりする必要はありません。

別れた人の存在に関わらず、自分は自分として「今の出会いを大切にしていこう」という気持ちが大切ではないでしょうか。

バツイチ子持ち男性の結婚願望を確かめる方法

バツイチ子持ち男性のことが気になったときは、相手に結婚願望があるかどうかも忘れずにチェックしましょう。そこで結婚願望を確かめる方法についてご紹介します。

結婚観を観察する

「別れたばかりで結婚の意思はない」方や「結婚に自信がなくなったのでしばらくはお付き合いだけしていたい」方は、男女問わず自信をなくしたり疲れたりして結婚を考えられない状態にあります。

気になるお相手がバツイチなら、まずは相手の言動や行動から結婚に関する考えを探ってみましょう。一度結婚を経験しているため結婚に対して不安やトラウマを抱いている方もいます。したがって「早く結婚して」などと無理強いするのはNGです。

将来の話をしてみる

ある程度男性との仲が深まってきたら、将来の話をさりげなく匂わせてみましょう。「どこへ住みたい」、「どんな仕事や趣味を持ちたい」、「家族でどこへ出かけたい」などと将来の話をすると、自然に結婚の話題が生まれるかもしれません。

男性側も、再婚について一度は考えているはずです。再婚をするつもりがなくても、女性側から将来の話題が出たことで「再婚をどうしようか」と真剣に考えてくれる可能性もあるでしょう。

ただしストレートに「結婚してくれるのか」と聞かないほうが良いケースもあります。バツイチである自分が再婚して、また離婚になってしまったら相手を傷つけるのではないかと不安にさせてしまうかもしれません。

結婚願望があってもすぐに再婚とはいかないところが、バツイチの方の悩みどころです。ストレートな質問は相手との信頼関係が深まったタイミングにした方が良さそうですね。

お相手との結婚を考える際のチェックポイント

最後にバツイチ子持ちの男性と結婚を考える際にチェックしておきたいポイントをみていきます。具体的には、以下の4点に注目してみてください。

・離婚の理由や別れた原因
・子どもの戸籍や親権
・別れた家族との関係性
・金銭的な負担の有無

まず離婚に至った理由や別れた原因をチェックしましょう。男性に原因があるケースでは、離婚理由を男性に尋ねても濁されてしまう可能性があるので、男性の家族や友人などの経緯を知っている人にも意見を求めておくと安心です。

次に男性の「お子さんの戸籍がどのようになっているか」や親権についても忘れずにチェックしましょう。子どもを引き取っているほうが親権を持っているとは限らないため、後からトラブルにならないためにも確認が必須です。

次に別れてから一緒に暮らしていない家族の構成や人数、養育費の支払いなどを確認しましょう。たとえば「奥さんのみ」なら養育費は発生しませんが、慰謝料を毎月支払うケースでは「いくら支払っているか」もチェックしてください。

「奥さんと娘」なら慰謝料と養育費だけ、またはどちらも発生している可能性があります。再婚後の生活にも関わってくる問題のため、必ず確認しておきましょう。

焦らずに状況を見極めて

バツイチ子持ち男性との関係は、独身同士のようにはいきません。むしろ焦らずにゆっくりと状況や心の変化を観察してお互いに関係を深めていくことで、誰もが納得して再婚生活をスタートさせられるはずです。

男性だけではなくお子さんの気持ちや養育に関することもありますから、「すぐに結婚したい！」と思っても急がずに余裕をもってお付き合いを続けていくことをおすすめします。