自治体の婚活支援 未婚率の増加を阻止！
いしかわ子育て支援団体が、婚活中の独身男女に向けた恋愛セミナーの募集をスタートした。その名も、「ときめき婚活スクール」である。
6月16日の県議会では、いしかわ子育て支援団体が運営している婚活支援により過去500組の男女が結婚しているとの報告があった。国内の未婚率が課題となっているが、石川県でも婚姻数の低下が悩まれている。
20年前のデータよりも未婚率が増加しており、2010年には石川県全体の32.5%の男性が未婚、20％の女性が独身とのこと。この割合は、3人に一人の男性、5人に一人の女性が未婚ということを示している。
石川県の未婚率は、20年で約4倍も増加していることが分かった。この状況に打開策を見出すべく、自治体は婚活支援を行ってきた。その結果、これまで500組の結婚につながったわけで、未婚率の問題に貢献したと言えるだろう。
婚活支援「縁結びist」が結婚相談やお見合いの紹介などを行っているのだが、2006年～2014年で529組の結婚が成立。婚活支援の一環として、さらに未婚率の低下を阻止するため実施されているのが「ときめき婚活スクール」だ。
今回で4年目の実施となる婚活スクールだが、年2回のスケジュールで予定している。
1回目の開催は7月～9月の期間にかけて、2回目は10月～12月。
すでに、来年1月～3月の開催も決まっており、石川県内に在住の25歳～45歳までの独身男女が対象とのこと。婚活アドバイザーや専門家が会話のコツやコミュニケーションのレクチャーし、第一印象や身だしなみ講座など、男女間の恋愛に欠かせないセミナーとなっている。
参加費が無料ということもあり、婚活中の男女は参加する価値があるのではないだろうか。
石川県に限らず、ここ10年で各地の県や地方団体が婚活支援に取り組んでいる。今、利用している婚活サービスや結婚相談所と合わせて自治体の婚活支援を同時活用することで、結婚への道のりもグッと縮まるのではないだろうか。
住まいの地域や最寄りの自治体に問い合わせて、婚活に役立つ情報をリサーチしてみよう。
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