仕事や人間関係などで悩み事があると、彼に相談したくなるときがありますよね。でも時として、スッキリするどころかケンカに発展してしまうケースもあるようです。なぜ、悩み相談からトラブルが生じてしまうのでしょうか。
それは、男女の考え方に異なっている点があるからかもしれません。
女性が悩みを打ち明けるとき
女性の場合、誰かに悩みを相談するときは、その悩みに対して共感してほしい、自分の味方になってほしいといった願望があるようです。または愚痴を言ってストレスを発散し、スッキリしたいという気持ちも含まれているでしょう。
たとえば、彼に仕事の悩みを打ち明けたときは、「大変だよね」「そんな辛いことがあったんだ」などと賛同してもらいたいということ。同じような気持ちになってもらい、共感してもらうことで悩みやストレスを緩和することができるのでしょう。
男性が悩みを打ち明けるとき
逆に男性が悩みを相談するときは、女性のような共感は求めていません。男性は自分がどうすべきだったか、どんな方法で解決すればいいかなどのアドバイスを必要としている傾向があります。自分のダメなところを指摘してもらい、今後につなげていきたいというのが男性側の本音なのでしょう。
男女の考え方のズレを理解することが大切
このように男女で悩み相談をすると、お互いの言ってほしいことが“真逆”になってしまいます。そこで、自分が言ってほしい言葉を相手にかけてしまうと「そういうことを言ってほしいワケじゃないのに」と、衝突してしまうのです。
ここで大切なのは、男女は“考え方がちがうもの”と、よくよく心にとめておくこと。その上で、どうしても聞いてほしい場合は話してみましょう。最初からそう思っていれば、イライラしなくて済みますし、2人の関係に亀裂が生じる心配もありません。
また、彼に相談を持ちかけられたときは、共感を示すよりもあなたなりの判断や考え方を伝え、解決のきっかけをつくってあげましょう。
“悩みを相談する”という行為は、相手を信頼しているからこそできるもの。せっかくの素敵な関係を、壊すことのないように、“男女の考え方のちがい”を日頃から意識しておきたいですね。
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