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夏ならではのファッションといえば浴衣
花火大会やお祭り、女子会やデートなど、浴衣を着るだけで美人度がアップしそうです。浴衣を着るときには、歩き方や振る舞い方も、普段と違った気遣いが必要。いつも通りにしていては、浴衣姿がかえって下品に見えてしまうこともあるから注意しましょう。
歩くときはやや内股&歩幅を狭く
浴衣を着たときに普段通り歩いていると、ガサツな印象になる上に着崩れてしまうことも。ポイントは、やや内股で歩くこと。歩幅は30cmくらいを目安に、いつもよりも狭くするように意識して。歩くときに足から下駄が離れてしまう、という場合は、足の指でしっかり鼻緒をつかむようにするとキレイに歩けますよ。
腕を上げるときは袖をおさえて
上の方にあるものを取るときや、電車で吊革につかまるときなど、浴衣姿で腕を上げると、袖がめくれて腕全体が見えてしまいます。浴衣を着ているときには、あまり大きく手を上げない方がスマートです。
もし腕を上に伸ばすときには、もう片方の手で上げた袖の中ほどを軽くおさえるようにしましょう。
階段の昇り降りは裾を踏まないように注意
階段の昇り降りをするときに、裾が地面に触れるとせっかくの浴衣が汚れてしまいます。また、自分の裾を踏んで転んでしまったら大変です。階段では一気に進もうとせずに、体をやや斜めにして昇り降りをします。
このとき、浴衣の上前(浴衣を前で合わせたときに上になる部分)を軽く持ち上げて。ただし、くるぶしより上が見えてしまうと下品な印象になるので注意しましょう。
浴衣での外出に必須! 持っていると便利なアイテム
浴衣で出かけたときのトラブルといえば、靴擦れと着崩れ。慣れない下駄での靴擦れ対策には、絆創膏は必須です。貼っても目立ちにくい透明なタイプを持っていくと◎。また、出先で浴衣が着崩れてしまったときのために、安全ピンを用意しておきましょう。
胸元がはだけてきてしまった場合なども、安全ピンがあれば応急処置を行うことができます。帯の崩れにはタオルがあると便利。ハンドタオルやハンカチをたたんで、浴衣と帯の結び目の間に下から挟み込みます。帯が崩れて落ちてしまったときでも、キレイに整えることができますよ。
いつもとは違った気分が楽しめる浴衣でのお出かけ。仕草にも気を配り、周りに「おっ」と思わせたいですね。
(加藤 朋実)
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