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「出会いがない」という女性の多くは、「恋愛するような“ステキな人”との出会いがない」ということになります。
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しかし、社会人になると学生時代よりも出会うチャンスが減ってしまう人がたいてい。
つまり、以前お話ししたように、妄想王子ではいつまでたっても運命の人なんて現れることはありません。
そこでおすすめなのが、社内にいる男性です。
■社内恋愛こそ、大人にしかできない!
社内恋愛というのは「大人の恋愛」だとわたしは思っています。
と言うのも、社内恋愛は周りの目を気にしたり、公私混同していると思われないために気を配ったり…。自分の感情だけでどうにかなるものではないのです。
逆にいえば、「いかにオンとオフを切り替えられる恋愛ができるか」がポイントになります。
若いころの自分の感情だけで周りが見えない恋愛ではなく、視野を広く持ったお付き合いは、大人の恋愛においてとても大切です。
結婚も同じように、ふたりだけがよければOKというものではありませんよね。
結婚を視野に入れた恋愛をしたい人だからこそ、大人の恋愛をしていかなくてはいけません。
そんな恋愛にぴったりなのが、社内恋愛といえるのではないでしょうか。
■“ルックス”だけにとらわれていると社内恋愛はできない
若いころは、見た目だけで恋愛をした経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、社会人になり“結婚”を視野に入れた関係を望むのであれば、ルックスだけにとらわれないことが大切です。
会社というのは、もともと「仕事が目的で集まった空間」です。
自分の好みに当てはめて男性を見ていないため“恋愛”というフィルターはついていません。
しかし、会社も仕事を目的とした、立派な出会いの場です。
そこから恋愛に発展することだって、自然なことなのです。
「会社で好みの人がいない」と嘆く前に、社内の胸キュンポイント(相手の良いところ)を見つけてみてください。
「重たい荷物を運んでいたら、運びますよと荷物を持ってくれた!」「パソコンの調子が悪くなったとき、直してくれた!」「落ち込んでいるとき、励ましてくれた!」「後輩の失敗をただ怒るのではなく、しっかり諭していた」etc…。
社内は、2時間の合コンでは手に入れられない「本来の彼」をみる絶好のチャンス! 毎日のように会うわけですから、すぐに自分の恋愛検索にヒットしなくたっていいのです。
ただ、見た目だけで「この人なし」と思うのではなく、「一緒にいたらどんな困難も乗り越えられそう」「さりげないやさしさは大切だな」と、業務をこなす日々のなかで社内にいる男性の良さを見つけていくことが、社内恋愛における醍醐味といえるのではないでしょうか。
そして、そのように良いところを見つけようとする気持ちがあると、不思議と自分の良いところを見てもらおうという気持ちになります。すると、仕事面でも評価があがるひとつのきっかけにもなるかもしれませんよ。
社内恋愛は、どうしても敬遠されがちです。
公私混同していると思われるのが嫌だったり、別れてから(振られてから)も毎日一緒にいないといけないし、仕事でミスして上司に怒られているところも見られちゃうし、ほかの女子社員と話しているところを見ると嫉妬してしまったり…。
しかし、逆に考えればこんなにもデメリットが明確な恋愛ってほかにあるのでしょうか?
デメリットが明確であれば、それをうまく回避する方法も明確にできるということ。ぜひ、社内の男性を対象外にするのではなく「ありかも」にしてみませんか。
社内の人に少し目を配っていると、運命の人がいるかもしれませんよ。
(片瀬 萩乃)
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