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お付きあいの形が十人十色なのは、イタリアも日本も同じです。付きあいが深まるにつれて、何かと不安な要素も出てくるものです。
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「付きあいたてのころと、彼の態度が変わってきた…」と嘆く女性も少なくありません。ひどい場合は、何が原因なのかわからないまま、彼に別れをつげられて泣きをみるパターンも。
そういう女性たちには、彼をモヤつかせる共通のポイントがあるようです。ここでは、そんな彼女たちの特徴を紹介します。
1.やさしすぎる
自称フェミニストの知人男性とパーティで近況を話していたとき、「最近付きあいはじめた彼女がやさしすぎる」とグチをこぼしていました。
ノロケにも聞こえる内容に、その場のお姉サマがたは鼻で笑ってとりあいませんでした。
「やさしすぎるとイヤなの?」と聞いてみると、「そのやさしさの裏には何があるんだ? と変に勘ぐってしまってつかれるんだ」という答えが。周りの男性陣は、しんみりモードで聞いていました。
「相手が好きだから」「好印象をもたれたい」と気持ちはさまざまですが、誰もが好きな人には優しくするものです。しかし、度をこえてしまうと相手に「重い」「こわい」など、ネガティブな印象を与えることになり、かえって距離が開いてしまう原因にも。
やさしくするときは、「お互いの負担にならない程度」を心がけましょう。
2.ハッキリいわせたがる
1年間アタックしてようやく付きあえた彼女と、破局寸前の知人男性がいます。
「ラブラブなふたりに何があったの?」とみんなで聞いてみたところ、「じつは…」と話してくれました。
彼が体調を崩して彼女に世話を焼いてもらったときのこと。「消化しやすいものを食べたい」とお願いした彼に対して、「何が食べたいのか、具体的にいわないとわからない!」と彼女がキレてしまい、ケンカに発展してしまったそう。彼の顔にはガッカリ感がただよっていました。
距離を置いている現在も、「私の何が気にいらないの? ハッキリいって!」という内容のメールばかりが届き、先行きが不安で仕方ないそう。
「ハッキリいって!」というセリフは、正論に聞こえます。しかし、ときには「相手を気づかわず、自分の聞きたい言葉をいわせるための圧力」に変わってしまうことも。
モラハラと思われてしまったら、彼の心が冷めるのも時間の問題です。
3.友だちに会わせたがる
6歳年下の彼女と付きあって3年目の知人男性は「デートはほぼ誰かが一緒で、ふたりきりで過ごす時間が少なすぎる」と嘆いていました。
「友だちを紹介してくれるのはいいけど、彼女ともっと親密になる時間がほしい。ふたりで過ごしたくないようにも見えるから、本当にぼくを愛しているのかときどき不安になる」とこぼす彼に、かける言葉がありませんでした。
お互いの友人を紹介しあって人間関係を広げるのはよいことですが、相手が自分と同じレベルで友だち付きあいをしてくれるとはかぎりません。
まずはふたりきりの時間を優先して。友だちを紹介するときは小出しにして、短い時間でさらりと会うようにすれば、パートナーに負担がかかることも少なくなりそうです。
彼の態度をチェックして「不安にさせているのかも?」と心あたりがあるときは、早めのフォローを心がけて。相手の不安を解消して安心させることができれば、「やっぱりこの人しかいない」と、前よりもふたりの絆を強められるはずです。
(金丸 標)
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