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2000年頃は1年間で5万件前後だったDVの相談件数が、2013年には年間10万件を超える状況に。その後も増え続け、DVは深刻な問題になっています。
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配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律として“DV防止法”が施行されましたが、それでもDVの被害件数は減ることなく増加傾向。
そのなかでも特に目立つのは、やはり「夫婦間でのDV」です。そもそも、なぜ暴力的な男性と結婚するのでしょうか。
実は、結婚してからDVに目覚める男性も少なくありません。これは、カップルのときはDVしなかったのに、結婚してしばらく経ったら暴力的になる悪質なパターン。つまり、DVを“隠し持っている”男が多いということが言えるでしょう。では、“隠れDV”との結婚を回避する方法はあるのでしょうか。
100%とは断言できませんが、ある程度の癖や言動から将来的にDVしそうな予測を立てることは可能です。
思いあたる言動があったら要注意! それぞれの特徴をご紹介しましょう。
過剰な嫉妬心と束縛
ある程度の束縛やジェラシーはカップルなら少なからずあるはず。ところが、隠れDVの男性は嫉妬心や束縛が尋常じゃない。
できることなら「行動を監視してやろうか?」と思わせるくらいの束縛体質。愛情の裏返しなのかもしれませんが、さすがにノーマルを超えた嫉妬深さは危険サイン。
独占欲が強く制圧したがる
「メールの返信がおそいんだよ!」とか、「ライン既読してから返すの遅くない?」といった感じで独占欲の強さが垣間見えるタイプ。
これなら危険レベル2くらいですが、そんな些細なことで「なんで?理由は?」「常識的におかしくない?」などと追い詰めて制圧するような態度をとるなら危険レベル5。
神経質で批判的
突発的にキレやすい男は、過剰な神経質です。そのうえ、些細なことでも強く批判したり非難したりしてくるタイプは将来的に不安です。
「だから言っただろ?」とか「お前じゃ無理なんだから」などと平気で自尊心を傷つける男性は隠れDVの可能性があるかもしれません。
当然のことのように責任転換する
失敗を誰かのせいにして、少なからず自分は正しいと思っているタイプ。もちろん、周囲からすれば「おいおい・・・」って感じなので、次第に孤立しがち。
ストレスを溜めることも多い性格なので、イライラの向け方を間違ってしまい身近な存在に暴力を振ってしまうことが予想されます。
裏と表の性格が激しい
外では良い人を演じているのに、陰では他人の悪口を言ったり批判したりするタイプは用心したほうがよさそうです。
ダークな裏面が濃い男性ほど、本質の部分に暴力的な一面を隠しもっているおそれがあります。できるなら共同生活は避けたいところですね。
感情が安定していない
情緒不安定の男は隠れDVの可能性が高いです。いろいろと敏感な気質なのでストレスを溜めやすく、外でのイライラを身近な存在にぶつける傾向があるようです。
日頃から彼の言動を観察し、感情のブレが激しくないかをチェックしましょう。「大丈夫?」と声をかけて激しめに否定するような口調が垣間見えたら、ちょっと危ないですね。
酒癖の悪さが目立つ
説明不要の隠れDVが酒乱。酒癖が悪い男は、遅かれ早かれ暴力的になる可能性が考えられます。酒を飲んで人格が変わるのはダメ。
「お酒飲んだときだけだから・・・まっ、いいか」なんて軽く許していたら後悔しますよ。とても厄介なパターンなので、くれぐれも注意しましょう。
DVはワンパターンじゃない
DVは肉体的な暴力だけではなく、精神的にダメージを与えるモラルハラスメントもあります。ほかにも性的DVや金銭面での苦痛を受ける経済的DVなど様々。
また、DVには習慣化するタイプと一時的なタイプの2種類に分かれ、どちらも共通して言えるのは、一度DVしてしまうとその後も続くということ。
・習慣化タイプ・・・イライラすると日常的にDVするケース
・一時的タイプ・・・突然キレてDVに発展。徐々にエスカレートする
結婚してからでは手遅れになるケースも多いため、彼とのコミュニケーションで怪しいと感じる瞬間があれば、隠れDVの可能性があることを自覚しておきましょうね。
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