魅力を放つアラフォー女性

アラフォー女性に多い悩み。それは、このまま“おひとりさま”でいることへの不安。

同世代の男性と結婚するか、それとも年下の男性と恋におちるか・・・。できれば自然な出会いで結婚まで結びついたら言うことなし。

けれど、婚活しないで結婚できる自信がない。若いころに比べて肌質や声質も変わり、立派に自立している自分がいる。

“おばさん”と言われて年を重ねるのだけは嫌だ・・・。そんなアラフォー女性も少なくないだろう。

しかし、世の中には素敵なアラフォー女性もいる。年齢に引け目を感じず、キラキラ輝いている大人の女性。

彼女たちに共通しているのは、女を輝かせる魅力を放っているということ。今回は、その秘訣に迫ってみたいと思う。

＜素直さをもっている＞

社会人20年目ともなると、自然と“素直さ”が薄れていくもの。言い換えるなら、強く生きるために素直さが削られていくもの。

職場の環境や友人・知人など、年月によって価値観や考え方が作られてきたわけで、そのなかでたくましく生き抜くために弱さを見せない自分を保つようになる。

そのぶん、多少なりとプライドも高くなる。素直さが欠ければ「ありがとう」や「ごめん」といった純粋な言葉を発する機会も少なくなり、知らず知らずのうちに言いたくても言えない自分が出来上がってしまう。

ところが、男性からの好感度も高く社会的にも好印象を抱かれやすい女性は、いくつになっても素直な自分を表現している。

単純なことだが、「ありがとう」や「ごめんね」が素直に言えたり、人を褒めたり認めてあげる素直さをもっているのだ。

＜10か0で物事を判断しない＞

卑屈になるアラフォー女性は、物事を10か0で決めつける傾向が強い。

たとえば、「男の年収に期待する出会い」や「男を地位や立場で判断しようとする見方」など、“これ”と決めた基準に固執したがる。

人それぞれ生き方や人生が違うように、価値観が違って当然。

しかし、「こうであるべき」「こうするべき」という偏った考え方は心を閉鎖する原因になる。

それは自分では気づかないうちに表情や態度、言葉にも表れ、雰囲気となって他人に伝わってしまいがち。

ピンポイントを求めていては、せっかくの出会いも逃がしてしまう可能性が高い。

本当は、相性が良い相手だったかもしれないのに・・・。

魅力を放つアラフォー女性になるためには、いろいろな価値観を認め、知ろうとする姿勢が大切になってくるのだと思う。

＜積極的でアクティブなオーラ＞

アラフォーになると自然と積極性が失われ、自分から動き出すことをためらいがち。

恋愛についても受け身な傾向が強く、男から誘われるのが当たり前という考え方。

白馬に乗った王子さまは現れない。

手を振って声を上げなければ誰にも見つけてもらえない、それが現実だ。

魅力を放つアラフォー女性の素晴らしさは、アクティブで積極的なところ。

これは肉食女子というわけではなく、“自分から仕掛けていける女性”という解釈。

「変なオンナだと思われたくない」と尻込みしてチャンスを潰すのではなく、明るく元気に声をかけるなどして小さな出会いでも可能性を増やしていくのだ。

＜人の話を最後まで聞ける＞

最後まで人の話を聞く、当たり前のことだと思うだろうが、実際には出来ていない人も多い。

なぜかと言えば、大人になるほど経験が邪魔をして無意識にアドバイスや助言をしてしまう癖がある。

求められていないにも関わらず・・・。

さらに、先入観による“決めつけ”も激しくなる。「こうだと思うから・・・」「こうしたほうが・・・」など、話の方向性を変えてしまっているわけだ。

アラフォー世代になると柔軟性よりも頭のかたさが目立つようになり、純粋に人の話を聞けなくなってくる。

それに対し魅力を放つアラフォー女性は、人の話を最後まで聞ける。

うなずく、相づちをうつ、など適度にリアクションして聞いてあげることのできる女性は必然的に好かれやすい。

＜若作りへの執着心がない＞

エイジングケアしても、決して若作りはしない。

素材を活かした女らしさで生きているのが魅力を放つアラフォー女性の特徴。

かわいく見られたい、美人と言われたい、女性なら誰もがそう思っているだろう。

だが、それを前面に押し出して若作りしてしまうと逆に男は遠ざかる。

最終的に男性が惹かれるのは外見の若作りではなく、内面に垣間見えるかわいらしさや女らしさが決め手となる。

若い女が好きという男は、こちらから手放してしまえばいい。

素材をナチュラルに活かし、年齢にとらわれ過ぎずコミュニケーションをとれる女性のほうが、男性は心打たれるのだ。

魅力を放つアラフォー女性の秘訣、少しは参考になっただろうか。

思い当たる点があった人は、ぜひ参考にしていただきたい。

アラフォーだからといって若い女性に負い目を感じることはない。

むしろ、勝ち負けなんてないのだから、出会いの場へと積極的に参加してほしいと思う。

男は星のようにいる。

ただ、チャンスを活かすか潰すかは、すべて自分次第なのだ。前向きに、婚活にトライしよう。