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恋愛作家の片瀬です。新しい出会いに目を向けることは、とても大切です。いまの生活では変化が起こらなかったのですから、当然のことです。
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しかし、私の周りで結婚している友人を見ていると、ちょっと変わった傾向があります。キーワードは「旧友」です。
SNSが普及したことで、これまで連絡を取っていなかった旧友とネットを通じて再会しています。その再会を機に同窓会などが開かれて関係が発展しているケースがとても多く、まさに灯台下暗し! という状態です。
「いい人がいるかも!」と、昔の卒業アルバムを開いても意味がありません。あなた自身を見てください。成長とともに考え方はもちろんのこと、見た目も変化しているはず。男性陣も同じです。
そこで今回は、旧友があなたの運命の人かどうかを見きわめる方法をお話しします。
■会ったときは、肩の力を抜く
そもそも旧友ですから「自分がどう見られるか」に重きを置く必要はありません。できるだけ、自然体な関係づくりを目指しましょう。
どうしても「この人が運命の人?」というフィルターで見てしまうと、本来のあなたの魅力が発揮されません。男性側も「そんなキャラだった?」と、困惑してしまいます。
そして、このときの見きわめポイントは、関係が学生時代のままかどうかということ。じつは、ここが盲点で、たとえば「学生時代に戻ったように楽しかった!」という場合は、恋愛に発展する関係が非常にむずかしくなります。
なぜなら、あのときから成長した自分に興味を持った接し方をしてくれていないからです。
学生時代のなつかしさと楽しさを残しつつも、大人としての会話ができる関係であるかどうかは、とても大切です。
■趣味を共有できるか
私の友人たちが結婚まで行きついたきっかけのほとんどが、趣味です。ランニングをはじめた友人の場合、同窓会で再会した彼と趣味が一緒だったことがきっかけで、ふたりでランニングや地域マラソンに出るようになり、一気に結婚まで進んでいます。
また、別の友人には、興味はあったものの挑戦できずにいた趣味があったそうです。あるとき、旧友がその趣味を楽しんでいる写真をSNSで見つけて、すぐに連絡をとったのだとか。それがきっかけで交際に発展し、現在はその相手と結婚しています。
ほかの出会いでも趣味がきっかけで関係が進展することは大いにあります。しかし、旧友のメリットは、もともとある程度の関係性ができあがっているということ。
本来なら相手を知ることからスタートしなくてはなりませんが、その大きな第一歩はクリアしています。ですから、趣味が同じ場合や相手の趣味に興味があるときには、遠慮なく距離を近づけていきましょう!
学生時代は趣味が合わなかったとしても、大人になって共通しているというのは、いまこそよい相性になっている証拠ではないでしょうか。
■仕事の話が楽しくできる
同窓会では、学生時代とはちがって仕事の話をするようになってきます。そんなときは、あなた自身が楽しんでいるかどうかをポイントにしてください。
ある女性は、仕事の相談をポロッとしたとき「俺がお前の上司だったら、仕事を任せない」といわれたそうです。これでは、恋愛に発展するのはむずかしいですよね。
仕事の考え方や置かれた立場などは人それぞれですが、相手と仕事の話をしていて「楽しいな!」と思えるかどうかはとても重要です。
こういう人とは「もっと話がしたい」と思えますし、そういう空気ができているということは、相手も楽しい時間を過ごしていることが多いです。さらに「楽しい」と思える項目が増えれば増えるほど、運命の相手の可能性が出てきますよ!
恋愛の基本は楽しめるかどうか。旧友とは、一緒に何かを楽しむという点はクリアしているため、あとはどれだけ項目が増えていけるかだけなのかもしれませんね!
(片瀬 萩乃)
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