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不倫とは、人が踏みおこなうべき道から外れること。なかでも、配偶者ではない相手との男女関係を意味することは、周知の事実です。
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独身女性は30歳をすぎると既婚男性から声がかかるケースが増えるといわれています。筆者の周囲でもよく見られ、恋愛相談も寄せられています。オーバー30の独身女性が不倫にハマるとどうなるのか。彼女たちの実体験を紹介します。
■N美さん(33歳)のケース
N美さんはとりたてて美人というわけではありませんが、「結婚したらいい奥さんになるだろうなあ」と思わせる、家庭的な雰囲気を持つ女性です。
数年ぶりに新年会で会ったとき、以前よりずっと美しくなっていました。恋愛コラムを書き、恋愛相談を受けている筆者は職業病で「最近の恋愛事情はどう?」と質問しました。すると、いいづらそうに「うん…相手は結婚してる人なんだけど」と答えました。
相手の男性は、ありがちですが同じ会社に勤務する、前から尊敬していた上司とのこと。批判も受容もせず話を聞きましたが、N美さんが発したある言葉が印象に残ったことを覚えています。
「(不倫は)いまだけだから」
「(奥さんより)もっと早く出会っていれば…」
この2つの言葉に矛盾が生じていることがわかるでしょうか。
不倫関係は「いまだけ=いずれ別れる」といいながら、「奥さんよりもっと早く出会っていれば=奥さんより自分が早く出会えていれば、いまごろ妻の座にいられたかもしれないのに」と、彼との結婚願望をほのめかしているのです。
さらに、「いまだけ」といいながら、関係は1年以上続いているそうです。オーバー30の独身女性ががんばって婚活しているなか、その「いまだけ」をいつまで続けるつもりなのでしょうか。
不倫をする大半の既婚男性は、奥さまに対しては結婚する覚悟を決め、さらに奥さまの結婚適齢期を考慮して結婚する時期まで判断している例が多いのに、相手の独身女性の結婚適齢期はまったくといっていいほど考慮していません。これは、取材でわかっていることです。
それこそが決定的な愛情の差だということに、早く気づいてほしいものです。
わたしは「不倫が奥さんにバレて、慰謝料200万円を請求された女性を知っているよ」と最後に伝えましたが、N美さんには聞きながされてしまいました。
■Y子さん(36歳)のケース
こちらは恋愛相談に寄せられた実話です。Y子さんは、勤務する会社の社長と不倫中。彼にとってY子さんは、仕事の片腕的存在でもあるそうです。「どうしたら彼が奥さんと別れて、公私ともにパートナーになってくれるでしょうか」というご相談でした。
前もってお断りしておきますと、わたしは不倫の相談を数多く受けてはいますが、推奨はしていません。不倫をすると、親しい関係者には打ちあけられないことが多いため、苦しさのはけ口としてしか相談を受けることができないのです。
ですから、必ず「一刻も早くその関係を清算しましょう」とお伝えしています。
ですがY子さんは、「自分のほうが奥さんより容姿が優れていて仕事もできるのに、なぜ」と、またメールを送ってきました。わたしは、「それが彼の答えなんですよ」と返事をお送りしました。そして、それ以降、Y子さんからメールが送られてくることはありませんでした。
この2人のケースでわかることは、不倫中は誰の言葉も耳に入らないという事実です。あなたの周囲に不倫をしている独身女性がいたら、おそらく同じような状態でしょう。
次回もオーバー30で不倫にハマった女性たちの実話をお伝えします。
(内埜さくら)
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【記事提供元】
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