アラサーの私たち。「結婚したい」「子どもがほしい」「既婚の友だちがうらやましい」と、婚活にも力が入る女性が多くなります。
合コンに街コンなど、とにかく出会いを求め、自分から積極的に行動範囲を広げていくのはとてもいいことですよね。
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目次
つきあう男性を絞りきれない女性が急増 「この人でいいの?」の解決策
■結婚のために出会いを増やすと、逆にひとりに絞れなくなるという悩み
しかし一方、「男性をひとりに絞れない」と悩みを打ち明けてきた独身の友だちがいました。
「ひとりの男性としっかり向きあっておつきあいをし、結婚をしたい!」とは思っているものの、出会った男性すべてと連絡を取り、誘われるがままに食事に行き、次回の約束をしてしまう。
しかもこの現象は彼女だけではなく、彼女の友だちのあいだでも日常生活において普通にあることだというのです。
「誰がいいのかわからない。みんなピンとこないし、ここまで多くの人と出会うと、そもそも「ピン」が何なのかわからない」
「自分から好きになれると思った人に決めたいが、ひとりになることへの不安が勝ってしまい、複数の人と同時に連絡を取ってしまう」
恋愛・結婚に対して慎重になるがゆえに陥るこの状況。どうしてこのようなことになってしまったのでしょうか。そして、その解決策はあるのか、考えてみました。
1.「ひとりが悪い」わけではない
周りはどんどん結婚しているのに、自分だけ結婚・恋愛どころか、おつきあいをしている彼氏さえいない。これが不安の根源です。
「ひとりでいると時間が無駄になっている気がする」と思いがちですが、これは間違い。ひとりの時間を有意義にすることで心に余裕ができ、外に目を向けることができるようになります。
何よりひとりの時間を有意義に楽しく過ごしている女性は、とても魅力的ですよね。「ひとりがダメ」なんて絶対に思わないでください。
2.あら探しを始めたらきりがない
せっかく彼氏ができても「この人よりもっといい人がいるかもしれない」と思い始めると、素直に彼と向きあうことができないものです。他の人と比べ、いつのまにか彼氏のあら探しに。
真剣におつきあいをするなら、まずは目の前の人を信じる勇気を。
3.本当に怖いのは「結婚」がゴールになること
知りあいで何人かいます。好きな人を探すのではなく、自分が早く結婚できる人を探す人。結婚がゴールになってしまう人が。
結婚はゴールではなく、始まりです。人生の大半のおつきあいになります。どんなに焦っても、「結婚できる人」ではなく、どうか「あなたの好きな人」を見つけてください。
恋愛は仕事とは違い、自分の努力だけでは実らないもの。だからこそ、誰のせいでもなく「いまじゃないんだな」と受け入れられるものでもあると思います。
不安になってしまったときは、「ひとりに絞れない」「もっといい人がいるかもしれない」なんて考えるより先に、どうか落ち着いていまの状況を整理してみてはいかがでしょうか。
(内藤 里奈)
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