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社内恋愛や職場恋愛は場所を問わずとても一般的なものですが、新入社員との社内恋愛はあまり頻繁に耳にするものではないかもしれません。
新入社員との恋愛も一般の恋愛と変わりはありませんが、社内恋愛から結婚を目指している場合はいくつか注意したいポイントがあります。
ここでは、新入社員との恋愛から結婚を目指す際のメリット・デメリットと、新入社員へのアプローチの方法を詳しく紹介します。
目次
新入社員と社内恋愛して結婚できる?
新入社員との社内恋愛は、職場や仕事をよく知らない社員を育てていく楽しさと、恋人としての楽しい関係性の両方が期待できます。
新入社員との社内恋愛のメリット・デメリットをそれぞれ詳しくみていきましょう。
新入社員との社内恋愛のメリット
新入社員との社内恋愛は、誰にも知られないように愛を育んでいきながら、同時に新入社員の成長ぶりもサポートできる楽しさがあります。
お付き合いを続けていくなかでだんだんと仕事や職場に慣れていくパートナーを見るのは楽しく、仕事にも張り合いが出てくるでしょう。
交際期間やタイミングによってはそのままゴールインを目指すことも可能。結婚後、同じ職場で働き続けることもできます。
社会人1年目の新入社員は恋愛をしている余裕は少ない印象ですが、恋人の先輩社員に支えられて経験値を上げていく姿は頼もしいものです。
社内は仕事が優先の環境のため堂々と恋人らしい振る舞いをすることはできませんが、お互いに支え合える関係性で、公私ともに充実していきます。
入社後すぐには難しくても、将来的に結婚することを前提としたお付き合いも可能です。ゴールインまで愛を育みながら、愛情をモチベーションとして仕事にも弾みをつけていける関係性です。
新入社員との社内恋愛のデメリット
ただし、社内恋愛に関しては「社内規定」に注意が必要です。
就業規則の中に恋愛に関するさまざまな規定が書かれている場合、職場内で公然と恋愛を進めることはできません。
たとえば入社後すぐに恋愛関係に発展した場合、「まだ新人なのに手を出すなんて」と言われてしまうリスクも十分に考えられますし、社内規定に抵触した場合は何らかの処分が下される可能性もあるでしょう。
また、新卒の新入社員は学生時代の雰囲気を残しているケースが多く、すぐに社会人モードになりきれず恋愛も学生風…といったケースが少なくありません。
その場合、恋愛を進めていくうちに価値観の違いが鮮明になりやすく、相手が結婚を考えておらず自分だけが本気になってしまうパターンも覚悟したいところです。
近年では情報漏えいやセクシャルハラスメントの予防のために、社内での恋愛を避ける傾向が出てきています。
恋愛は私生活の範囲内の行為ではありますが、特定の職場に勤務している以上は規定にしっかりと従わなくてはなりません。
新入社員にアプローチする方法
結婚するチャンスが多いのは、なんといっても毎日顔が合わせられる社内恋愛。その中でも、仕事のイロハがわからない“新入社員”は狙い目となります。
社内に適齢期の異性がいない場合などは、最有力候補ではないでしょうか?
ただし、あなた以外にも独身者がいる職場となれば、ほかの同僚達がライバルとなる可能性もありそうです。
ほかの同僚と差をつけて、自分をそれとなくアピールしておく必要があります。
押しすぎずに、魅力をアピール
社内にライバルが多いからといって、ジェラシーむき出しで新人に迫ると、そのアピールは裏目にでます。
職場で何をしているんだということになり、仕事に支障が出るようなことにもなりかねません。
好感度を大事にして、頼りになる良き先輩として接してください。
この仕事上で“頼りなる”という部分がないと、「ヘンな先輩に足を引っ張られて困る……」ようなことになりかねません。
彼のためになるような仕事上のアシスタントを買って出ましょう。教育係のようなものになれれば、関係としては周りの人より抜きん出ていることになります。
相談役になりましょう!
新入社員のときは、仕事で失敗することがありますし、誰かにグチを聞いてもらいたくなることだってあるでしょう。
ときには、差し入れを入れたりして、優しく頼りになる先輩として接してください。ある程度親しくなったら、仕事が終わった後に、ごはんや飲みに誘うのもいいでしょう。親しくなるチャンスはいくらでもありそうです。
ただ、くれぐれも恋愛モード全開でなく、仕事がらみで接するようにしましょう。仕事に慣れないうちは、恋をしている余裕はないと思います。
会社に素敵な先輩がいるから、毎日辛い仕事もがんばれる!それぐらいの先輩・後輩の信頼関係づくりを目指したいものです。
共通の話題で盛り上がる
異性同士に限らず、同性同士でも関係を深めるポイントとして挙げられるものが「共通の話題」です。
片思いの状態から両思いになるためにも、アプローチの初期段階として共通の話題は必要不可欠といえるでしょう。
相手と同じ趣味や興味関心を持っている、故郷が同じである、同じスポーツチームを応援している…などの共通点は、その人との関係性をぐっと縮めてくれます。
共通項を発見するためには会話やコミュニケーションが必要ですが、何か一つでも共通点が見つけられれば、そこから関係性を発展させることが可能です。
セクハラやパワハラなどを避けるため発言には注意しなければなりませんが、社内恋愛の第一歩として2人の共通点を探すところから始めてみてはいかがでしょうか。
業務をサポートしてあげる
新人さんが慣れない業務で困っていたら、快く手を貸してあげましょう。同じ業務をこなしていくなかで愛情が育まれ、絆が生まれる場合もあります。
業務を助けてもらうと、その人には「借り」ができます。
同時に、手助けした人のことをとても頼もしく思い「この人には気軽に相談できる」という安心感や信頼性が生まれます。
業務に不慣れな人ほど丁寧にお世話をしたくなるものですが、社内教育の観点からはきちんと指導をしていくのがベスト。
職場内での態度が恋愛バレに繋がるおそれもあるため、一人でできるところはしっかりと一人でやらせていく姿勢が重要です。
職場環境は非常に限られていますから、自分自身の態度は周りから予想以上に見られていることにも注意しましょう。
特定の社員に対してだけ手を貸していると、特別な関係と思われて社内恋愛がバレてしまう可能性があります。
業後の飲み会や食事に誘う
相手が同意すれば、仕事の後の飲み会や食事会にも誘うことができます。
ただしお酒の飲めない人に飲酒を強要したり、歌が苦手な人にカラオケを勧めたりするのはパワハラにもつながるため注意が必要です。
飲み会や食事会は2人からでも可能ですが、最初のうちは複数名で行動し、楽しく会を終えることを意識しましょう。
いきなりアプローチするのではなく、「頼れる先輩」「楽しい職場」としてポジティブな印象を持ってもらうことが大切です。
社会人経験の浅い新入社員は、社会人としての飲み会の経験値も当然ながら少ないため、いろいろなことを知りたいと思っています。
窮屈な職場や仕事を抜け出して、楽しいひと時が過ごせるように配慮してあげたいですね。
魅力や信頼性を打ち出していこう
新入社員は右も左もわからず、仕事を効率的に進められないパターンが多くみられます。困ったときに頼りになるのは、やはり職場の先輩ではないでしょうか。
ここぞという時にサポートをしてくれたり、悩みを気軽に相談できたりする先輩は新入社員にとって特別な存在となります。
パワハラやセクハラにつながる行動は慎まなければなりませんが、さりげなく魅力をアピールしていくことでお相手の気持ちにも変化が出てくるかもしれません。
新入社員とのお付き合いや効果的なアプローチを考えている方は、ぜひ「優しく頼れる先輩」として良い関係性を築いてみてはいかがでしょうか。
結婚相談・婚活アドバイザー 田村智泰
「婚活で人生が変わった。」「結婚相談所で運命のパートナーに出会えた。」そんな方を1人でも増やせるように、結婚相談・婚活アドバイザーの立場から結婚相談・婚活業界の健全な発展を支援しています。
ライフデザインカウンセラーベーシック講座 第140230号
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