『あなたはあなたのままでいい』
半年、一年と婚活をつづけても結果がでないと、ふっと「疲れたな」と思うことがありますよね。上手くいきそうでいかないことが続くと、だんだんと自分に自信がなくなり、自分のどこがいけないのだろう…と不安になったりします。周りが結婚なんてことになれば、余計に焦りも募ります。
そんな時に思い出して欲しいのは、『あなたはあなたのままでいい』ということです。大人の私達は、日々いろいろな関わりをもって生きています。家族、学校、会社、趣味、交友関係など、それぞれの場所での「あなた」が存在し、その場その場での「あなた」に対する評価というものがありますね。例えば…
- 会社では有能な課長だが、家族にかまわず仕事ばかりしているので、家族からは嫌われている
- 職場では目立たないけれど、趣味の世界では実は超有名人
- 親孝行で家族には頼りにされているけれど、控えめさが裏目にでて、交友関係がうまくいかない
このように、同じ人間に対して、場所が変われば評価も変わるのが普通です。なぜなら使われる評価の「ものさし」が、その場その場で違うから。婚活の場でいま「あなた」が受けている評価は「婚活ものさし」を使った評価です。よって、その評価は「あなた」の全てを表しているわけではありません。
人間性をはかる「人間性ものさし」や、社会性をはかる「社会性ものさし」、経済性をはかる「経済性ものさし」など、その他たくさんのものさしによる評価の総体をもってして、はじめて3Dの「あなた」が浮かび上がってくるのですから。だから、「婚活ものさし」での評価で、自分の人間としての価値が決まってしまうと思わないで欲しいのです。
「婚活ものさし」は人それぞれですから、こうすれば絶対高評価につながる、といえないところが難しいところ。でもそれは同時に「ある人には短所とうつるポイントが、他の人にはチャームポイントとしてうつることもあり得る、ということを示しています。例えば、昔人気があった『高収入』『高学歴』『高身長』の三高男子。
「高学歴のエリートと数回つきあったものの、人間性に幻滅してしまった」
「高収入の彼だったが、いちいちお金に細かく、つきあいきれないと思った」
「背が高くてすらっとしているタイプは威圧感があって苦手。それよりもちょっと丸っこいくまさんタイプがいい」
「三高は見ている分にはいいけど、エリート意識が鼻について自分にはあわない」
などという実感をもつ女性はたくさんいます。100人の女性がいれば、100通りの「婚活ものさし」があるのです。何が吉と出、何が凶と出るかわからない婚活こそ、一般規格に自分をあてはめるのではなく、『自分らしく在ること』が大切になってきます。
婚活は量より質。万人に好かれなくても、短所も長所も含めた「あなた」というパッケージを、「婚活ものさし」において高評価してくれる異性がたった一人いればいいのです。
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