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婚活の進め方には様々な方法があります。
そのひとつが“婚活サイト”を利用するというもの。オーネット・ノッツェ…誰もが一度は耳にしたことがあるに違いないこうした会社は、インターネット上で登録したプロフィールデータを主体にお相手を紹介してもらう、データマッチング型の婚活サイトになります。婚活サイトの利用は、お相手の探しの方として手軽な方法かもしれません。
“○○サイト”という呼び名から、イメージ的に“出会い系サイト“と同じようなものと捉えている方もいらっしゃいますが、婚活サイトと出会い系サイトは全くの別物ということができます。婚活サイトは登録時に身元確認と事前の審査を必要とするところが多いため、信頼性という面においては出会い系サイトよりも数段優れています。
また、婚活サイトは言うまでも無く、結婚を目的とした男女が集うサイトですから、出会い系サイトよりも結婚意識の高い方が必然的に多くなります。婚活サイトでは入会費用や月会費なども発生しますので、軽い気持ちや遊び半分といった軽い気持ちで登録するには敷居が高くなるのです。
結婚相談所に比べて費用も安く手軽に利用できる婚活サイトには、こうした様々なメリットが存在しますが、そこにはインターネットを介した婚活サイトならではの“不安”が隠されていることも知っておかねばなりません。
■“顔出し”で婚活していることを知られる可能性がある
趣味や性格が合いそうなお気に入りのお相手を見つけても、プロフィールに顔写真が掲載されていない…それだけであなたの中には大きな不安が広がりませんか?しかし、それはお相手にとっても同じこと。
あなたのプロフィールがどれだけ魅力的であったとしても、本人の顔がわからなければ多くの方はコンタクトを取ることを躊躇います。じゃあ顔写真を載せれば万事解決!…とはいかないのが婚活です。中には婚活していることを身近な人に知られたくないという方も珍しくありません。
顔写真掲載の有無はサイトによって異なりますが、写真掲載率の高いサイトでは掲載するか否かの違いで出会いの確率が大きく変わってしまうのが現実です。サイトによっては、特定の登録者(お気に入りのお相手)にのみ公開設定ができる機能も設けられていますので、ご自分の活動スタイルに合わせ、顔写真掲載の必要性があるかどうかを考えてみましょう。
■“現実の自分”と“ネット上の自分”にギャップが生まれてしまう
婚活サイトを通したお相手とのコミュニケーションはメールが主体になります。実際に会うまでは、声も知らなければ話し方のクセなどもわからないままなのです。そのため、悪い言い方をすればいくらでも自分を美化することが可能というわけです。
実際の逸話にちょっと脚色を加えてみたり、はたまた全く経験もしたこと無い出来事をそれらしく話してみたり…。それもこれも、お相手に自分を少しでもよく見せたい・気に入ってもらいたいという気持ちの表れなのですが、それがあまりに度を超してしまうと実際に会って話をした時のギャップから、お相手に不信感を与えてしまうことになりかねません。
■あなたのお気に入りは他人のお気に入りでもある
「あ、この人いいな…顔もカッコいいし、優しそうだし、趣味も年齢も合うし、年収も言うこと無し!」非の打ちどころのないプロフィールを前に、あなたはこう思うのです。「よし!この人に決めた!」と。
しかし、忘れてはいけません。婚活サイトで公開されている情報は、登録者であれば誰でも同じように閲覧可能ということを。つまり、あなたが気にいったお相手が、他の人のお気に入りになっていることも充分にあり得るのです。そのため婚活サイトでは、“登録者=ライバル”という認識を持つことが必要になります。
好条件のお相手にはたくさんの方からメッセージが届くことでしょう。場合によっては既にお相手がいる、あるいは返事を返してもらえないという事態も考慮しなくてはなりません。
“婚活サイト”という呼び名から、各社ともインターネット上だけでの婚活サービスを提供しているように感じてしまう方も、中にはいらっしゃるかもしれません。しかし、各社とも実際に来所をした上で、アドバイザーやカウンセラーと顔を合わせたマンツーマンによる婚活サービスを受けることも、もちろん可能です。その一方で、限られた時間を有効に使うべく、インターネットという環境を活かした“自宅婚活”が進められる婚活サイト。あなたのライフスタルに合わせた使い方で、素敵なパートナーを見つけちゃいましょう。
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