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美と芸術の国、イタリア。「モードの国」の名に恥じず、男女とも美意識が高い人が多いように思います。
Eugenio Marongiu - Fotolia.com
たとえば、「つねに美しくありたい」と、ムダ毛のお手入れに血道をあげる女性の数は、ヘタをするとイタリアのほうが上かもしれません。スーパーでも化粧品店でも、日本では考えられないほど多くの種類のムダ毛解消グッズをあちこちで見かけます。
女性がこんなにムダ毛に敏感なら、男性にも同じレベルを要求するのかと思いきや…反対に男性の「毛のお手入れグッズ」はまったくと言っていいほど、見たことがありません。
せいぜい、ひげそり関連のグッズか育毛・養毛剤系が関の山です。こちらでは、毛のお手入れをする男性はまったくと言っていいほど「モテ範囲外」である…と知ったのは、わりと最近でした。
■ムダ毛=ワイルドの象徴!?
2年ほど前、スポーツマンの男性知人と久しぶりにバーで会ったときのことです。「最近どう?」と近況を聞くと「所属するチームでスタメンに選ばれた」と最初はよろこびの報告があったのですが、お酒がまわるにつれて彼のテンションは右肩下がりに。
無理やり聞きだすと「プロテクターと靴下が下がらないように手足の毛をそった。スタメンで試合に出るから、コンディションを良くしておきたくてね。でも、それが理由で彼女に距離を置かれた」と嘆いていました。
「そんな理由で引く女ってどうなのよ?」と私は話半分に聞いていたのですが、彼が帰った後、周りにいた知人女性陣は「彼女の気持ちはわかる…」と言い出す始末。
「日本では身ぎれいにしたい男性がメンズエステに通ったりするよ。男性がお手入れをしたって別にいいじゃないの」という私の意見は「毛があったほうがワイルドなたくましさを感じられる。そうじゃない男性は軟弱に思えて、魅力を感じるのは難しいわよ」と即座に却下されました。
ワイルドな男性をつかまえるために、女性たちはどうしているのでしょうか。その場にいた女性陣に聞いてみたところ「女磨き」「肌の手入れ」「プロポーション維持」など、さまざまな意見が上がりました。
そんななか、「オーラを出すこと」という回答をしたのが、華麗な恋愛遍歴を持つアラフィフの知人女性。
「きれいでいる努力は必要だけど、内側から自分を輝かせるための、心の美容も忘れちゃダメ。それが外見の美しさとからんで、自分のオーラになるのよ」という自信たっぷりな答えに、周りの女性は拍手喝采でした。
ちなみに「捨てられてもいいからいっぺんお付きあいしてみたい! と思う理想の有名人は?」とリサーチしてみたところ「ケビン・コスナー」「ヒュー・ジャックマン」「ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(イタリア人俳優)」など、日本人からすると「いろいろと濃そうなタイプ」の名前があがり、軽くカルチャーショックを感じました。
「いくつになっても男と女でいたい」と、恋愛にいつも前向きなイタリアの女性たち。彼女たちの、ワイルドな男性を求める気持ちは「男の色気を求める女心」をくすぐってほしい…という思いの裏返し、とも言えるでしょう。
そんな理想の男性をつかまえるために、美意識を高く持ち準備をおこたらない女性が多いのもうなずけます。女子力の低下や良い出会いをつかまえられない…と悩んだときは、彼女たちの行動力を真似てみるのもいいかもしれません。
(金丸 標)
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