『結婚しない』のあらすじ
旅行代理店に勤める田中千春(菅野美穂)は、35歳を目前に控えた独身女性です。人のいい千春はモテないわけではありませんが、なぜか結婚までたどり着けません。一方、造園プランナーとして活躍している桐島春子(天海祐希)は結婚する気のまったくない、おひとり様生活に慣れた44歳です。結婚したい千春と結婚しない春子が出会い、なぜか同居することになります。そんな中、千春は花屋でアルバイトをする工藤純平(玉木宏)と知り合います。
純平は32歳の画家志望で、「こんな中途半端な俺に、他人を幸せになんかできっこない…」と、結婚をあきらめています。のちに春子は、純平が働く「メゾン・フローラル」という花屋の店長になります。ここで、3人に接点が出てきます。
結婚したい、しない、できない3人
菅野美穂・天海祐希・玉木宏という、ドラマの主役級の3人を集めたドラマです。ただ、単純な三角関係ではなく、菅野美穂の前には元彼・小島圭介(中村俊介)や、「お互い35歳まで独身だったら結婚しよう」と約束を交わしていた、大学のサークル仲間の久保裕司(袴田吉彦)が現れます。
「結婚の必要性を感じない」と言い切る天海祐希は、イメージどおりの男前な役ですが、彼女の前にも大学教授の谷川修司(小市慢太郎)が現れて、プロポーズされます。玉木宏は、あのルックスなのでやはりモテる役で、美術大学時代の後輩である河野瑞希(伊藤歩)からアプローチを受けています。3人とも、まったくモテないわけではありません。
結婚してなくて、何が悪い
このドラマの中には、「みんな普通に結婚しているのに、自分はできない……」とか、「結婚してなくて、何が悪い!」と叫ぶシーンがあります。見合い結婚で、好きでもない異性と結婚する人がゴロゴロいた昔に比べると、ずっと多様な人生が選べるようになってきていると思うんですけどね。生涯未婚率が高くなっている日本では、「みんな結婚してるから、結婚しないと恥ずかしい……」という人は少なくなってきています。
タイトルが「結婚しない」となってるドラマなので、結婚しなくてもぜんぜん問題ないようにも思えます。
【編集部おすすめ記事 ベスト5!】
優良な結婚相談所に資料請求して比較する!結果が出ない婚活は、もうヤメよう!
婚活しない独身者。結婚にネガティブな理由は「プラスのイメージがない」こと