新しい彼ができた友人の家にお邪魔し、みんなで映画を見ていたときのことです。
出演していた某ハリウッド女優に、友人の彼氏が「あいかわらずいい女だよな〜」とつぶやいたのですが、それを聞いた友人がヤキモチを焼き軽くケンカになっていました。
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そんなつまらないことでヤキモチを焼く彼女っていうのも、どうかと思うよ…と周りはハラハラ。
帰り道、他の知人(彼女とは初対面)が「彼女、けっこうきれいなのに残念な人だね」とぶっちゃけたのに全員うなずいていたのが印象的でした。
イタリアでも、美しい人は男女問わず人気があります。しかし意外と「美人ばかりがモテるとは限らない」のがこの国。「美人だね」という言葉より「感じの良い人だね」という言葉のほうが喜ばれることも事実です。
ここではそんな彼らが絶賛する「かわいげのある人」のエピソードをご紹介します。
■猫と遊ぶ姿にキュン
バリキャリの年上女性(元同僚)の彼女を持つ知人男性がいます。
出会ったばかりの頃を「とにかくデキる人で有名だった。何しろあだなが『アイアンメイデン』だし」と言う彼ですが、それが変わったのは2年ほどたった後でした。
大きなプロジェクトが成功したお祝いに、チーム全員で打ち上げディナーに行ったそうです。「とにかく誰かのグラスが空いたらすぐワインのボトルが運ばれるくらい」みんなのテンションは最高潮で、大いに盛り上がっていました。
彼女はシャンパン2本とワイン1本をほぼ一人で空け、千鳥足ぎみ。チームの中で唯一お酒がダメだった彼は、彼女を心配しタクシーで家まで送って帰ったそうです。
「着いたときは、マンションの玄関のドアにカギがさせないくらい、お酒が回ってたみたいだった」そうで、彼は仕方なく部屋までついていきました。ドアを開けたとたん、彼女の猫とご対面。
「スーツ姿の彼女が、寝っころがって猫と遊び始めたとき、そのギャップに驚いた」と語る彼。そんな意外な一面を知ってから、彼女のことが気になり始めたそう。
最初はまったく相手にされなかったのですが、1年半に渡って彼はアプローチ。やっと実ったときは本当にガッツポーズしたよ…とうれしそうでした。
■マシュマロボディに隠された実力
知人男性は、ふっくらとしたナイスバディの妻の写真を持ち歩き、しょっちゅう自慢(ややうっとおしい)。
「女性らしい優しげな外見に、ラブリーなイメージの彼女だね〜」、と言ってみたところ「とんでもない、彼女は超アクティブ。なにしろ趣味はキャンピングとDIYだよ」という答えが帰ってきました。
キャンピングカーであちこち巡るのが趣味の彼は、新型車の展示場で彼女と知り合ったそう。
彼の愛車のインテリアがこわれてしまい、買い替えるつもりで新車を見ていたのですが、彼女は「これなら直せるかも」と修理を申し出てくれたのがきっかけでした。
「業者も受けつけてくれなかったのに、彼女はあっという間にやってくれた」と感動した彼。
「こんなかわいらしい女性のどこに、そんなパワーが秘められていると思う? 彼女を逃したら一生後悔するとすぐわかったよ」と猛アプローチ。
ところが彼女は「最初、からかわれてると思ったわよ。彼の車を直した後だったし、絶対ほかに直してほしいものがあるんだとばっかり」と、あくまで友人としてのスタンスを崩さなかったそうです。
まったくなびいてこない彼女に一時はあきらめかけた彼ですが「これが最後と覚悟して、タキシード&花束持ってプロポーズした」ところ、やっと彼女が首を縦にふったとか。
ちなみに新婚旅行は、キャンピングカーでヨーロッパ一周だそうで、それに向けて車を改造中ということでした。
ギャップ萌えという言葉の通り「意外なところ」にグッとくる男性は少なくありません。心を動かされたとき、恋は芽生えるもの…射止めたい人がいるとき、参考にしてみてくださいね!
(金丸 標)
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