シニア世代への応援詩
「急いで結婚する必要はない。結婚は果物と違って、いくら遅くても季節はずれになることはない。」
レフ・トルストイの格言です。
レフ・トルストイとは、19世紀ロシア文学を代表する小説家・思想家で多くの名言を残しています。中でも、この結婚における格言は有名です。
日本では、適齢期になっても結婚する男女が少ないという晩婚化が進んでいますが、19世紀頃といえば当然のように親が決めた結婚を拒むことなく(心の中で拒んでいたとしても)結婚をするのが普通であったため、当時の日本人がレフ・トルストイの言葉を聞いてもしっくりこなかったと想像できます。
しかし、現在の日本ではシニア世代の結婚に対する応援詩のように心に響きますね。シニア世代で婚活をしている方には、様々な事情があります。
『一度は結婚したが死別してしまったため新しい生活を送るために婚活をしている』
『今まで恋愛などしたことがなかったが、年齢を重ねていくうちに一人の生活を脱出したくなり婚活をしている』
『若い頃に離婚してしまったが息子たちも大きくなったので自分も新たな幸せを探したいと婚活している』
急いで結婚するのではなく、ゆっくりとパートナーを探すということ
レフ・トルストイの言いたかったことはきっとこうだったはずです。
世間は30歳前には人生のパートナーを決めて、子どもを育てるべきだと言う。しかし、何故それが常識となりあなたに負荷をかけるのか。あなたはあなたの幸せをきっと来るその日まで待つ権利だってあるはずだ。
それが例え60代になってからでも70代になってからでも、それ以上になってからでも運命のパートナーは現れるはずなのだから。
焦る必要などどこにある?人生はまだまだ長い。常識や社会性に縛られるのは自分自身の人生を制御されているのと同じではないか。
シニア世代であっても、婚活するパワーは残っているはずです。
どうか、世間体や社会性に惑わされずに、あなたの幸せのためにパートナーを探してくださいね。
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