結婚相談所とは?
簡単に言えば、「お見合い相手」を探してくれる紹介所です。まずは結婚相談所でプロフィールを登録するわけですが、仕事や収入のこと、趣味や特技といった基本情報から、登録者の希望に応じて学歴や職歴、短所や長所といった細かな情報を登録することも可能です。そのプロフィールをもとに結婚相談所が相手を探すことになります。
ほとんどの結婚相談所が同じ業者同士でネットワークをもっているので、登録者の情報を交換し合って条件に合うお見合い相手をリサーチしてくれます。登録者の希望に合うような相手が見つかれば、紹介してお見合いをセッティング。その後、お互いの気が合えばデートや食事などを経て結婚する仕組みです。ご縁がない場合には、次の相手が紹介されるのを待つだけです。
登録して紹介してもらって、お見合いをしてデートを重ねて結婚する、それが結婚相談所の理想的な流れです。結婚相談所には婚活アドバイザーが担当してくれるので、恋愛相談や上手にコミュニケーションをとるための指導などを受けることもできます。
しかし、すべての結婚相談所が良心的とは限りません。なかには“悪質な結婚相談所”もあるので注意が必要です。
こんな結婚相談所はイヤだ
結婚相談所で起きた“悪質な事例”をご紹介すると、
■希望とは全く違う人ばかりを紹介してくる
■断っているのに、お見合いを強制的にセッティングされる
■「絶対結婚できる」などと“不実の告知”をする
■料金表がない。料金体系を聞いてもごまかす
■ほかの結婚相談所を誹謗中傷する
■婚活アドバイザー(または担当者)と連絡がとりづらい
■個人情報の管理が雑。(できればプライバシーマークを取得しているほうが望ましい)
■個人情報の取り扱いについて説明がない
■頻繁に電話がかかってきてしつこい
■退会に伴う費用の返金(クーリングオフ)に応じようとしない
■身分証明書なしでも入会できる
■婚活アドバイザー(カウンセラー)のカウンセリングが行われない
■サクラ(見せかけ会員)がいることで有名
■国際結婚をやたらとすすめてくる
■団体に加盟していない
・良結婚相談所認定制度(株式会社パルティール)
・日本ブライダル連盟
・日本結婚相談協会
・日本仲人連盟
そのほかにも、シニアの婚活を例にすると、結婚相談所を通して知り合った外国人の女性と結婚する際に、仲介料として百万円単位を請求されたケース、また、1回や2回の紹介だけで、そのあとは結婚相談所から紹介がなくなったというケースなど、結婚相談所に関する苦情が国民生活センターに届いているそうです。結婚相談所をリサーチするときには、最低でも次の条件はクリアしておきたいところです。
■STEP1 結婚相談所のHPには分かりやすく電話番号が明示されている
■STEP2 明示されている電話番号に電話をしても、なかなかでないのはNG
■STEP3 HPに「特定商取引」や「免責事由」が記載されている
■STEP4 HPに「他社の出会い系サイトなどの広告」を貼り付けていない
■STEP5 資料請求ができない。資料請求の案内がない
このように、結婚相談所によって大きな違いがあります。悪質な結婚相談所に関わると高額な紹介料や登録料を請求されかねません。結婚相談所を選ぶ際には、優良か悪質かを、きちんと見極めてから利用するようにしましょう。
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