イクメンが当たり前の時代
生活情報誌リビング新聞を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が「夫の家事・育児に関する調査」を実施したところ、妻が夫に言われなくても自分からしてほしい家事は「掃除」。1位が自転車・自動車の掃除、2位がお風呂の掃除、3位が庭などの掃除という結果に。また、「家事に参加している」と答えた夫は70.4%。
「夫が家事を手伝ってくれる」と答えた妻は55.2%。さらに、夫の家事参加に対しての満足度を聞くと、60.6%の妻が「満足している」と答えています。育児に関しては、子供をもつ20代~40代の男性8 割が「育児に参加している」と回答しており、65.6%の妻が「夫の育児参加に満足している」という現状。妻が「言わなくても自分からやってほしい」と望んでいる育児は、1位がおむつ替え、2位が子供をお風呂に入れる、3位が子供と遊ぶ、といった結果になりました。
今や、家事・育児は夫婦で分担する時代。「子育てや家事は女の役目」なんて思っている男性は、世間の女性から“化石”扱いされてしまいますよ。リビング新聞のデータを見ても分かるように、7割以上の旦那様たちが自主的に家事・育児に参加していると答えているわけで、男性の家事・育児は当たり前となりつつあるようです。
婚活中の独身男性は、この現状についていかが思いますか?家事メン、イクメンになる準備はできていますか?さて、いかがでしょうか。
イクメン大学で”デキる男”に変身?!
「女性に求められる男子力を磨く」をコンセプトに、結婚相談所ブライダル豊中が4月16日から『イクメン大学』をスタート。子育て・家事をこなす「イクメン」の養成が目的となり、6つのカテゴリーに分かれたプログラムで男子力を身につける、といった内容。その名も「SIX UP!PROGRAM」。
各専門のトレーナーがレクチャーし、イクメン大学を卒業する際には「イクメン士の認定証」が授与され、プログラム修了となります。イクメン大学の学長を務めるのが、元プロボクサーの秋山剛さん。38歳にして結婚21年目となる2児のパパ。
また、結婚相談所のオーナーでもあり、年間30組の独身男女を成婚させる婚活のプロフェッショナル。結婚生活21年で培われた自らの経験を活かし、さらに婚活のプロという立場からイクメン大学の学長に任命された秋山さん。出会い・結婚に対して自信をつけるスキルを世の男性に伝えるのが役目、とのこと。イクメン大学では、「内なる自身」「コミュニケーション力」「おもてなし力」「マネジメント力」「経験値」「外見の魅力」、各6つのスキル向上を目指し、独身男性の婚活をバックアップ。
女性目線の婚活セミナーが多様にあるなか男性に限定されたイクメン大学の登場は、内気でナイーブな草食男子の減少にも期待が高まります。今後の展開が楽しみですね。
<イクメンを育てる6つのプログラム>
- 己に自信を持つための「ボクシングトレーニング」
- コミュニケーション力を高めるための「心理学」
- 料理ができる男になるために「おもてなし力」UP
- 家事にも仕事にも役立つ「マネジメント能力」の向上
- 良き妻のパートナーになるための「育児」トレーニング
- 第一印象に磨きをかける「ファッション」講座
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