男は見つからず。でも収穫あり
フリータイム中、同じテーブルの女性に圧倒される私。とくにガツガツしているわけでもないのに一際目立ってトークがはずんでいるんですよね。お互い完全にロックオンって感じ。
一方の私はというと・・・。ここに書くことも特になし。成果はゼロ。フリータイムが終わり、マッチングシートに気になる相手を記入しなければならないのですが誰にすればいいのか定まらず白紙で提出しましたわ。そもそも、ほとんど印象に残ってないからね。
そんなこんなんで初戦はボコボコ。肩を落として会場を出ると先ほどの女性を発見!何の成果も無かった私、せめて今後の婚活に役立つ情報を“あの女”から聞き出さなければ。ダッシュで近づき、とりあえず話しかけてみることに。
「話、盛り上がっていましたね」
完全に不審者を見るような目で私を見ていましたが、すぐに誰だか分かってくれたようで
「お隣に座っていらした里子さん?」
なぜ私の名前を?!思わず嬉しくなってしまう私。あと、なんてキレイな言葉遣い。
「唐突で申し訳ないのですが、婚活パーティーで上手く立ち回るポイントを教えてほしいのですが・・・」
それから会場の外で立ち話すること20分。素敵な話を聞かせていただいた私。気になる男は見つからなかったけど、収穫あり。タメになる話に感謝。戦友よ、ありがとう。どうか、お幸せに。
トークのポイントは「決めの一言」が大事
婚活パーティーに参加してみたけれど、これといって何もできなかった私。戦友から聞いた話をまとめてみると、婚活パーティーのトークで肝心なポイントは「情報収集よりも気になった相手に印象を残すことが大事」とのこと。収入とか職業とか、結婚観とか価値観とか確信的な条件を探りたい気持ちは分かるけど、まずはロックオンした相手を振り向かせることが最優先らしいですよ。要するに、印象を残すことが婚活パーティーの成果を左右するらしいです。
そうすれば、マッチングシートに自分の番号を書かれる可能性が高くなるのだとか。ロックオンした相手を振り向かせたら、次のデートから情報収集すればOKとのこと。そこで是非とも覚えておきたい“技”が「決めの一言」。そのなかでもファーストインスピレーションに効果抜群な一言が次の4つ。
『○○さんらしくて素敵だと思います』
『○○さんの言いたいこと、すごく分かる気がします』
『○○さん、頼りになりますね』
『○○さんと話していたら、あっという間に時間が過ぎちゃいますね』
すべてに共通するのは「特別な存在」だという隠れたサイン。会話の最中にさり気なく決めの一言を発することで、自分に対する印象が大きく変わるそうです。それと、周りとの差別化ができて自分のことを覚えていてくれるとか。だからマッチングシートに選ばれやすくて、なおかつ次のデートにも繋がりやすくなる可能性が大。そんな技をいくつも駆使しているのに、では、なぜ戦友は結婚していないのか・・・。
気になったから聞いてみたのね。そしたら、
「私、望みが高いんです」
だってさ。おしとやかなのに、なんと“したたかな”な女・・・。恐るべし、婚活の花道。
【編集部おすすめ記事 ベスト5!】
優良な結婚相談所に資料請求して比較する!結果が出ない婚活は、もうヤメよう!
婚活失敗の原因をディグラムで分析。『夫にしたくない男』の特徴とは?
婚活しない独身者。結婚にネガティブな理由は「プラスのイメージがない」こと