依子の優しさに涙…。巧と父親が川辺で語った内容に胸が詰まります…
川辺に着いた巧と依子の父親。父親は、依子の母親が亡くなった時の依子の様子を話しはじめます。天才数学者だった母親は、研究室にこもって仕事をしている時に倒れました。手の施しようがない末期のガンだったそうです。母親は依子に料理のレシピを託します。母親は依子の生真面目でまっすぐな性格を熟知していて、女の子らしい人生を送って欲しいと願っていたのではないか…そう父親は言うのでした。
大学院生となった依子は母親の研究を引き継ぎますが、どんなに勉強をしても、母親の研究が理解できません。食べ物もろくに摂らず寝ずに研究に没頭しますが、結局「自分には才能がない」と悟り、国家公務員になることに決めたのでした。形は違えど、依子も巧も大きな挫折を経験していたのですね。
母親が亡くなったとき、父親はひどく落ち込みました。そんなとき依子は父親にこういったのだそうです。
「量子力学によると、万物は全て粒子によってできているのよ。
つまり死とは、固体が気体に変わっただけ。
お母さんの粒子は、ここやそこに居つづけるの」
父親は依子の優しさに泣きました。そして母親の残したレシピを再現した依子が、それを食べながら母親を思って泣いたのを見て、もう泣き顔を見たくないとレシピを改ざんします。それ以降、依子は何度レシピ通り正確に作っても母親の味を再現できないのでした。
料理を頑張る巧。逆転はあるのか!?そして二人の今後が気になります!
「依子を好きでないなら、変わった子だからうまく騙せると思っているのなら消えてくれ」と父親に言われた巧は、
「好きではないと思います、すみません。でも騙すつもりはありません。僕なんかを相手してくれる女性は依子さんだけでした」と告白をします。
そして消える覚悟をするのですが、後から追いかけてきた依子に「料理の続きをしてから帰って下さい」と言われ、お雑煮の続きを作ることにします。依子に教えられたとおりにお雑煮を作ったところ、父親には「妻の味だ。美味しいよ」と感激され、依子はというと子供のように泣き崩れながら「美味しい、美味しい」とお雑煮を食べました。
依子は、父親がレシピを改ざんしたことを知っていました。依子は小さいころから数字に強く、一度見た数字は忘れないのです。父親の優しさをムダにしたくないと、今までずっと改ざんされたレシピ通りにお雑煮を作っていたのです。依子は本当に優しい女性ですね。
しかし今回は、正真正銘本当の母親のレシピを巧に教えたのです。これはつまり、父親や親戚に巧をよく思ってもらいたいという依子の気持ちの表れなのでしょう。「心がない」と思っていた依子。どんなに暴言を吐いても泣かなかった依子が、母親のレシピで作ったお雑煮を食べて泣きじゃくっているのを見て、巧は「依子と結婚したい」と思い、二人で初詣で訪れた神社で絵馬に願いごととして書くのでした。一方の依子は絵馬に世界平和を願うのでした。せ、世界平和!?そこは「結婚したい」と書くところでは!? とここでも大爆笑。
泣いたり笑ったり、本当にジェットコースターのように楽しいデート6話でした。次回は巧の母親や父親についての話が飛び出す様子。見逃せません!
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【1・2話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』から目が離せない!
【3話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』3話まとめ
【4話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』第4話まとめ!
【5話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』第5話まとめ!
【番外編】『デート~恋とはどんなものかしら~』に学ぶ実践的婚活ファッション
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『デート~恋とはどんなものかしら~』 フジテレビ系月曜21:00~
【出演】杏 長谷川博己 国仲涼子 中島裕翔(Hey! Say! JUMP)松尾諭 和久井映見 風吹ジュン 松重豊
【脚本】古沢良太「リーガルハイ」シリーズ、「相棒」シリーズ、「外事警察」、「ゴンゾウ」、映画「エイプリルフールズ」、映画「寄生獣」シリーズ、映画「三丁目の夕日」シリーズ、映画「少年H」、映画「キサラギ」など
【企画】成河広明
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