第一印象よりも大事なこと
出会いにとって第一印象は大切です。しかし、第一印象が良くてもコミュニケーションが全く成立しないというのは厄介な問題です。第一印象を良く見せようとするあまり背伸びしてしまうと、「内面の不完全さ」とのギャップが浮き彫りになってしまいます。つまり、外見やファッションを磨いたところで、異性との交流が成り立たないのであれば意味がありません。
外見やファッションを磨くことも大事ですが、婚活の目的は異性と交流を深めて結婚相手と巡り合うことです。背伸びし過ぎた自分磨きや、ギャップを生んでしまうような第一印象を作り上げることは、知らず知らずのうちに自分を苦しめてしまう原因になってしまうのです。
「良く見られたい」という過剰な想いが無意識に自分を追いつめ、ストレスを抱えて婚活疲れを患ってしまう方も少なくありません。そうならないためには、第一印象と内面的な問題のバランスを考え、なるべく自然体でいることが重要になってきます。結局のところ、第一印象は相手の想像次第です。自分では清楚に着飾ったつもりでも、「高飛車だな」とか「近寄りがたいな」と思われてしまえば逆効果。
視覚に訴えかける外見はほどほどに、あとは会話やコミュニケーションなど内面的な問題に気を配ることが大事です。良い意味で相手の期待を裏切れば物事はプラスに動きますが、こうしたマイナス面でのギャップはチャンスを台無しにしてしまう原因の一つです。
頑張るところを間違っていませんか?
第一印象と内面的な問題とのバランスをとるうえで、一番簡単な方法が『シチュエーションをイメージ』することです。たとえば女性がお見合いパーティーに参加する際など、男性目線になって自分の姿をイメージしてみてください。
そのとき注意しなければならないのは、外見やファッションのことよりも「どのような会話をして、どのような発展を望むのか」ということ。そのシチュエーションを妨げない“入り口”が第一印象です。第一印象を過剰に意識するということは、自分でハードルを上げているのと同じです。
第一印象で期待させて内面がガッカリという事態を招くよりも、ナチュラルな装いでコミュニケーションを成立させたほうが印象は良くなります。プロフェッショナルになる必要はないわけですから、「どう見られたいか」といったようなプレッシャーは捨ててしまいましょう。もっと言ってしまえば、個性を殺して、とことんナチュラルに徹したほうが上手くいきやすくなります。ただし、「地味」という意味ではありませんよ。ナチュラルとは、必要最小限という意味です。
婚活は結婚相手を探す出会いの場。一時の感情ではなく、将来の結婚生活を視野に置いてパートナーを見つける機会です。そのことを忘れてしまうと、婚活がパーティー感覚になってしまい、気合いの入れ方を間違ってしまうので注意しましょう。
気合いの入れ方を間違ったまま婚活を続けてしまうと、不思議なように上手くいきません。次第に、「こんなに頑張っているのに!」と不満が膨らみだします。不満や不安を解消するために自分磨きしたり第一印象に気を配ったりして、さらに悪循環になっていくいくでしょう。
婚活は思いのほか単純です。しかし、なぜか難しくなってしまいます。いえ、ほとんどの人が自分で婚活を難しくしているのです。頑張るところを間違っていませんか?第一印象はほどほどに、「どう見られたいか?」ではなく、「どのような会話をして、どのような発展を望むのか」が婚活では大事ですよ。
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