56%が社内恋愛はあり!
全研が運営する働き方と天職を考えるウェブマガジン・瓦版が、「社内での恋愛観」について調査したところ、全体のうち15%が「社内恋愛中」と答えている。
もっとも多かった回答は「まったくしたくない」が44%で、「少し憧れる」が41%。したいと憧れるが、ほぼ同じ割合となった。
■すでにしている・・・15%
■まったくしたくない・・・44%
■少し憧れる・・・41%
次に、恋愛をするなら誰?といった質問に対しては、およそ3割が「同僚」と答えており、2位は「他部署の先輩」だった。同じくらいの票数で「上司」という回答もあったが、先輩・上司が上位を占めていることもあり、やはり頼れる人に恋したい傾向が強いようだ。
反対に票数が低かったのは後輩や部下。つまり、同僚以下の立場には恋愛感情を抱きにくいということが分かる。
■同僚・・・32%
■他部署の先輩・・・23%
■上司・・・21%
■他部署の後輩・・・16%
■部下・・・8%
おそらく、部下や後輩と答えたのは男性のほうが多かったはず。裏付けが“頼りがい”だとすれば、頼れる=男性=女性目線ではないだろうか。
そのため、先輩や上司と答えたのは女性のほうが多かったと予測できる。いずれにしても、身近な存在である同僚が車内恋愛の対象になりやすいことが明らかとなった結果だ。
最後に、社内恋愛は会社の規則で禁止されているか?について質問したところ、およそ9割の男女が「決まってない」と答えていた。
■決まってない・・・86%
■禁止されている・・・11%
■むしろ推奨されている・・・3%
婚活に取り組んでいる独身男女のなかには、社内恋愛もOKという意見も少なくない。今回のアンケートでは56%が社内恋愛に前向きな回答が多く、婚活の一つの手段としている場合も少なくない。
しかし、同僚や上司とは、なかなか恋愛に発展しないというのも事実である。だから婚活イベントやお見合いパーティーといった場で出会いを探す男女が多いのだろう。
ポジティブに可能性の高い婚活をするためには、一番身近な職場恋愛に期待をもちつつ、現実的に結婚相談所やお見合いパーティーで率先して取り組む必要がありそうだ。
未婚率の問題や少子化が悩まれる昨今、出会いの場は増えているが結婚まで結びつかない独身男女が多い。
内閣府が発行した厚生労働白書2013年によると、大学進学率の上昇が独身者の意識変化につながっていると分析している。
初婚年齢の平均は、2012年で夫30.8歳、妻29.2歳。1980年のデータと比べると、男性の初婚年齢は3歳、女性は4歳もアップしている。
2012年・・・男性30.8歳 女性29.2歳
1980年・・・男性27.8歳 女性25.2歳
つまり、30年前は20代前半で結婚するのが当たり前だったことを示している。現代は、アラサー・アラフォーでも結婚しにくい環境となっており、今後ますます未婚率が上層していきそうだ。
30年後には初婚年齢の平均が、男女ともに35歳という時代もやってくるかもしれない。そうだとすれば、20代半ばから婚活に取り組む必要性を感じてならないのである。
社会にとっても個人にとっても、社内恋愛にしても婚活にしても、いずれにせよ前向きにパートナーと巡り合えるよう率先した出会いに取り組まなければいけないだろう。
■調査概
調査方法 :インターネット調査
有効回答者数 :180人
回答者の属性 :20代55.5%、30代30%、40代8.8%、その他5.5%
男女内訳 :男性46.1% 女性53.8%
参考:社内恋愛に関する意識調査
全研本社株式会社
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