本当は怖い運命の赤い糸
日本では、婚活中の女性がメルヘンチックに「きっとどこかに運命の赤い糸の相手がいるはず!」と自分を奮い立たせている方も多いでしょう。
この運命の赤い糸というのは、女性と男性の小指が赤い糸で結ばれていると伝わっていますが、これは日本だけの話です。
実は、運命の赤い糸の本当の話はかなり残酷な中国の童話が元ネタとなっています。
元祖・運命の赤い糸
正確に言うと、「運命の赤い糸」ではなく「運命の赤い縄」です。
日本では小指同士と伝わっていますが、もともとは運命の相手は足と足が縄でつながっているという物語です。婚活をしている男性が、「自分の運命の相手はどのような女性なのか」という疑問を持ち、とうとう運命の相手を見つけます。
そして、ついに自分の足に巻きついている赤い縄とつながっている女性を探すことに成功しました。…が、男性の期待通りにはいかなかったのです。
というのも、運命の赤い縄の女性は驚くほどに不美人だったのです。
「誰があんな醜い女性と結婚なんかできるか!」と、怒った男性はその女性を殴り殺害しようとしました。女性は慌てて男性のもとから逃げ出したので、殺されずに済みました。
が、その14年後に二人はまた会ってしまうのです。しかも、女性は美しく変身しており、男性は自分が殺そうとした女性だと気づかないまま結婚…。
…どうです?
ここまで読んでも胸がザワザワするような怖い展開じゃないですか?
本当はこんなに怖い話だったんです。
どうして日本は赤い糸なのか
小指は、「約束の指」とも言われています。指きりげんまんするときも小指ですから知っている方も多いですよね。
その約束の指(将来を約束する指)に縄だと重すぎるので糸になったということです。
ちょっと怖い話になってしまいましたが、日本では美しい話として知られています。
怖いほどに惹かれあう運命の赤い糸…探してみてはいかがでしょうか?
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