※この記事は2021年11月11日に更新されています。
私たちは誰かを好きになったり愛を求めたりする時に、共に寄り添える相手と出会おうとします。相手を探すための代表的な活動は次の3つです。
・恋活~恋愛するための活動~
・婚活~結婚するための活動~
・愛活~その隠された実態とは?~
恋活と婚活はおおよその見当がつくはず。しかし愛活については、イメージがわかない方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、上記3つの活動について詳しく解説していきます。
目次
恋活~恋愛するための活動~
恋活とは、恋愛相手を見つける活動のこと。恋愛感情を基準に相手を探すので、10代から20代の若い男女が積極的に挑む傾向があります。
恋活を始めるきっかけは人によって様々ですが、よくあるケースは次の通り。
・好きな人とカップルになりたい
・一度も話したことがないけど意中の人に告白したい
・気になる友達と恋愛関係に発展したい
・特に好きな人はいないけど恋人がほしい
・恋愛ファーストで最愛の相手を見つけたい
恋活は恋人とのワクワクを楽しんだり、ドキドキを味わったりするために行動する方がほとんど。先のことを考えず今を満喫したい方も多く見られます。
恋活の方法・注意点
恋活の方法は様々なものがあります。代表的なパターンとしては次のとおり。
・今好きな人・気になる人に自らアプローチする
・共通の友人・知人の協力を得ながら相手にアプローチする
・友人から相手を紹介してもらう
・出会い系アプリを使って相手を見つける
・合コンや街コンなどのイベントに参加して相手を見つける
成功率が高いのは、共通の友人・知人の協力を得ながらアプローチする方法。相手の感情を把握できるので効果的な活動を行えます。
ただし仲人との信頼関係が乏しいと、失敗する可能性も。さらに結婚願望の有無などについて相手との価値観が違いすぎると、上手くいかないので注意しましょう。
婚活~結婚するための活動~
婚活とは結婚相手を見つける活動のこと。生涯のパートナー探しが目的なので、相手に求める条件が現実的なものになります。主に20代後半から40代の男女が自身のステータスに合わせて婚活をします。
婚活を始めるきかっけとしてよく見られるケースは、次の通り。
・年齢的にもそろそろ結婚したい
・子供が欲しい
・家族を持ちたい
・生涯寄り添える相手と一緒になりたい
・周囲から結婚を勧められ焦っている
婚活の目的は、相手を探すことではありません。結婚するためにより良い自分になろうと努力することも、重要なファクターになります。
婚活の方法・注意点
婚活の方法は1つではありません。次のような方法が見られます。
・結婚相談所やお見合いなどの婚活サービスを利用する
・趣味の幅を広げて出会いの確率を上げる
・出世するために仕事に熱心になる
・美容や健康意識を高めて魅力的な人物になる
・家事のノウハウを学ぶ
おすすめは、お見合いや結婚相談所などの婚活サービスを利用すること。成約率が高く評判の良いところを選べば、結婚相手と出会える確率がアップします。
ただし入会したからといって、すぐに成約するわけではありません。現実的な条件をクリアするために、自分磨きをする必要があります。
恋活と婚活の違い
恋活と婚活は、本質が異なります。恋活が恋愛相手を見つける活動なら、婚活は将来のパートナーになる結婚相手を探す活動。スタートも異なればゴールも異なります。
まず恋活の特徴をまとめたものが、次の4点。
・恋愛(恋人探し)がゴール
・デートをしてときめきや楽しさを求める傾向
・活動する主な年齢層は20代の男女
・方法は「友人の紹介」「出会い系アプリ」「合コン・街コン」など
婚活は、純粋に恋人との楽しい時間を過ごすことが目的。生活や蓄えといった現実的な問題を気にしなくてもいいので、お互いが好きになればカップルになりやすいです。
一方で婚活の特徴は、次の4点。
・結婚(生涯のパートナー探し)がゴール
・将来性(現実的な条件)を求める傾向
・活動する主な年齢層は20代後半から40代の男女
・方法は「お見合い」「結婚相談所」「自分磨き」など
婚活は、互いに支え合うことが目的。安心して生活できるステータスはもちろん、相手との信頼関係が重要になります。お互いの条件が一致すればゴールインは早いものの、一致しないと一向に決まりません。
上記の通りに、恋活と婚活は目的が異なります。しかし恋愛を経て結婚するカップルは、珍しくありません。また結婚する気がなかったのにゴールインするカップルも、多く見られます。つまり恋活は、結婚への可能性を秘めた活動ともいえるでしょう。
愛活~隠された実態とは~
恋活と婚活の違いについて解説しましたが、両者とは異なる「愛活」という言葉もあります。おそらく初めて耳にした・目にしたという方がほとんどでしょう。
愛活の定義は様々あり、「愛人になるための活動」という説もあれば、「愛される人間になるための活動」という説もあります。どこかネガティブな印象を受けますが、「幸せな立場になること」がゴールといえるかもしれません。
視点を変えると、愛活は恋愛や結婚の相手と愛し合う活動といえます。恋人から愛されるために努力する活動も、パートナーとの愛を深める日常生活での活動も、全て該当するのではないでしょうか。立場はどうであれ、相手から愛されるために様々な行動をすることこそが愛活ではないかと。
相手から愛されるための具体的な方法をまとめると次のようになります。
・美容にこだわって魅力的な人間になる
・教養を深めて情報の引き出しを増やす
・相手の趣味を勉強する
・相手の価値観を理解して認める
・束縛など負担になる行為をやめる
愛されるためには、まず好かれる必要があります。物事には順序があるので焦らず1つずつクリアしていきましょう。
ちなみに『アイカツ!』というアニメがあります。「アイカツ」はアイドル活動の略称であり、「愛活」とは異なります。
恋活にも婚活にも愛が含まれている
恋活と婚活のゴールは違います。しかし両者には愛が含まれていることを忘れてはいけません。恋活も婚活も愛し合えるパートナーと出会うことを目的としています。つまり本質の一部分は共通しているのです。
もちろん愛のないカップルも存在します。しかし彼らも、別の相手と「浮気」や「不倫」をしながら愛を求めてしまうことがあります。
したがって愛のカタチは人それぞれですが、愛し合う相手が必要であるというテーマはいつの時代になっても変わりません。魅力的な人間を目指すことこそ、愛が成就するための近道といえるでしょう。
結婚相談・婚活アドバイザー 田村智泰
「婚活で人生が変わった。」「結婚相談所で運命のパートナーに出会えた。」そんな方を1人でも増やせるように、結婚相談・婚活アドバイザーの立場から結婚相談・婚活業界の健全な発展を支援しています。
ライフデザインカウンセラーベーシック講座 第140230号
日本ライフデザインカウンセラー協会HP:https://www.counselors.jp/