親だからできること
『子どもが結婚を決めたら親が読む本』は、冠婚葬祭コンサルタントの清水勝美さんが書いた本です。清水さんは、デパートの伊勢丹で冠婚葬祭についての質問に答える「儀式110番」の回答者をしていた人です。
本書は、「婚約編」、「結婚準備編」、「新生活編」に分かれています。結婚する本人ではなく、その“親”が読むというところが一般的な冠婚葬祭本とは異なっています。結婚というのは、子ども同士の問題ではなく、家同士が関わっているというのがよくわかります。
婚約編
子どもに結婚相手を紹介されたら?相手の親や家族とはじめて会うときなど、この章を読めば、親がどう対応すればいいかがわかります。略式結納(仲人を立てない場合)と正式結納(仲人を通して結納を行う場合)とでも違いがあるようです。
婚約を解消する場合の対処法などについても書かれています。
結婚準備編
結婚準備編では、挙式や披露宴のプラン、招待客のリスト、引き出物やギフト選びなど、結婚式までに決めなくてはいけないことが山ほどあります。この章には、結婚式までにやるべきことと確認しなければならないことが順番に書かれています。
順を追って読み進めていけば、結婚式までにやるべきことと確認しなければならないことがクリアできるでしょう。結婚式のマナーについても、「神前式・キリスト教式・仏前式・人前式」など、結婚式のスタイル別に書かれています。
新生活編
子ども夫婦と同居した場合の親の関わり方、子ども夫婦と別居した場合の親の関わり方がわかります。また、子ども夫婦に赤ちゃんができた場合の親の対処法についても書かれています。
これらは、親が勝手に動くといざこざが起こりそうな事柄なので、ぜひ目を通しておいてください。子どもがわからないことは親も同じ。本書は、結婚間近のお子さんが親御さんに贈っておいた方が良い本だと思います。
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