国策としての婚活事情
日本では、少子化問題のため国を挙げて出産奨励・結婚奨励を行っています。
昔では考えられなかったことですが、男性の育児休暇に対して協力的な企業もたくさん存在しています。
婚活パーティーなどに力を入れている地域もありますし、中には市が結婚相談所のような役割をし、専属のアドバイザーまで人材を用意するという熱意が感じられる催しも行われています。
しかし、このように結婚や出産に協力的な国ばかりではありません。
中国では一人っ子対策という「できるだけ結婚は遅くし、出産はしないでほしい」という人口規制政策が定められています。
何故結婚してはいけないの?心が痛くなる中国の悲しい現状
一人っ子政策は、決して「できるだけ子どもを生まないで欲しい」という生易しいものではありません。
二人目を出産した夫婦には厳しい罰則があるのです。
まず、罰金ですが夫婦の年収の三倍と言われています。日本円で言うと、平均1500万円の罰金を支払わなければならないのです。
しかし、金銭的に余裕のある夫婦は支払えてしまいますので、それを抑止するために銀行の信用をブラックにするなどという罰則まであるのです。
結婚イコール出産という考え方ですので、子どもを生める年齢のうちは結婚しないでほしいというのが中国の暗黙のルールです。
結婚を反対する国もあるという現実。そして、子どもを一人以上生んでしまった場合の厳しい罰則。
この制度のため、堕胎することを選ぶしかなかった夫婦や、従わなかったために全財産を取られて自殺してしまった夫婦もたくさんいます。
中国の政府は日本と違い独裁者として未だに君臨しています。
私達の国は結婚や出産に協力的だということを感謝しなくてはならないのかもしれませんね。
少子化問題は未だ解決できていませんが、日本は婚活を応援しなければならない状況ですので、今後の対応は期待できるものとなるでしょう。
【編集部おすすめ記事 ベスト5!】
優良な結婚相談所に資料請求して比較する!結果が出ない婚活は、もうヤメよう!
婚活失敗の原因をディグラムで分析。『夫にしたくない男』の特徴とは?
婚活しない独身者。結婚にネガティブな理由は「プラスのイメージがない」こと