「ローマは一日にして成らず」
立派な物事は長年の積み重ねや努力があって初めて完成する…という意味ですよね。これって、婚活にも通じることだと思いませんか?例えば、様々な婚活の中でも特に成婚率が高いと言われている結婚相談所。
その結婚相談所でさせ、登録と同時に活動を始めたからといって、直ぐに運命のお相手が現れる…とはいかないのが現実です。中には現在利用中の結婚相談所で思うような結果が得られず、半年、1年、3年、5年…と、予想外の長期戦を強いられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうした際の打開策として、“結婚相談所のかけもち”という方法があります。複数の会社に同時登録することで、出会いの幅を広げようというものです。
結婚相談所をかけもちすることは、何も悪いことではありません。どの会社も、基本的には“かけもち禁止”を謳っているところはありませんので、ご自分のスタンスに合わせて複数社に登録してみるのも有効な手段といえます。
「本当にそんな人っているの?」と思う方も多いかもしれませんが、結婚相談所を利用している方の中で、「実は複数社かけもちしている」という方は結構いらっしゃいます。しかし、だからと言って、手当り次第に複数の結婚相談所へ登録することはオススメできません。かけもちをするということは、当然ながらそれぞれの相談所で入会費用が発生するわけですから、金銭的負担はかなりのものになります。それだけに、複数社で婚活を進めて行くには、そのメリットを最大限に活かしきらなければ、あなたは大事なお金をただ散財する結果になりかねません。
婚活では「金の切れ目が縁の切れ目」になることもありますので、注意が必要です。複数の結婚相談所をかけもちする際には、以下のポイントに気をつけましょう。
『同じタイプの相談所への登録は避ける』
結婚相談所はそのサービス内容や特徴で、“結婚情報サービス型”と“仲介型”のふたつに大きく分けられます。よく耳にする“オーネット”“ノッツェ”といった大手は前者になります。この時、あなたは既に“結婚情報サービス型”の結婚相談所…仮に、ノッツェに登録していたとします。“結婚情報サービス型”とは、いわゆる“データマッチング”でのお相手探しとなります。
ところがあなたは、ノッツェで中々理想のお相手に巡り会えないため、“オーネット”とかけもちしようと考えました。ですが、ちょっと待ってください。オーネットとノッツェは、どちらも同じデータマッチングサービスでのお相手探し。既にノッツェでお相手探しに難を感じているあなたは、データマッチングというサービスがあなたに合っていないことが考えられます。
このように、同じタイプの結婚相談所への入会は、残念ながら同じ結果の繰り返しに繋がる可能性が極めて高いのです。
では、一方の“仲介型”とかけもちした場合はどうでしょう?
“仲介型”では、マンツーマンならではの親身な相談によって、データマッチング以上にフィーリングの合うお相手を紹介してもらえるかもしれません。また、そこでもらったプロからのアドバイスを、かけもちしているデータマッチング型の結婚相談所の方でも生かしていくことができますよね。
このように、複数の結婚相談所をかけもちする際には、タイプの違う結婚相談所に登録した方が両方のメリットを受けられるため、出会いの幅はグンと広がります。
ただ、ここで注意して頂きたいのは、結婚相談所をかけもちするということは、場合によっては“お相手をかけもち”する状況にもなりうるということです。かけもちしていることをわざわざお相手に話す必要はありませんが、人として・大人として最低限のマナーを持ったお付き合いをしていくことは心がけるようにしましょう。
最悪、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という事態にもなりかねませんのでご注意を…
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