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望まないヴァージンを卒業するために
恋愛したことがない、異性と付き合ったことがない。だけど結婚したい!
婚活に取り組んでいる独身者のなかには、恋愛に対してコンプレックスを感じている者も少なくない。
“結婚しにくい時代”と言われている今の日本だが、その背景には“恋愛コンプレックスを抱える男女が多い”という原因もある。
そんな男女に手を差し伸べる大人の学校が「ヴァージン・アカデミア」だ。
ヴァージン・アカデミアは、その名のとおり童貞や処女のための学校であり、恋愛に踏み込めない男女を後押しするために設立された。
すでに国内のメディアでも数多く取り上げられているが、フランスAFP通信やアメリカCNNからも取材を受け、さらに注目が集まっている。
『望まないヴァージン=セックスをしたくてもできない人』が自分の力でヴァージンを卒業し、そのために必要なカリキュラムを通信講座で提供するのが目的。
受講期間は12ヶ月。この期間中にパートナーと出会い、望まないヴァージンを卒業することが受講者の目標となる。
ヴァージン・アカデミアの通信講座では「覚える」という観点ではなく、「訓練する」といった感覚で2つのカリキュラムに取り組んでいく。
かといって、難しい内容ではない。
カリキュラムは、テキストでの学習と活動レポートの提出のみ。
テキスト学習でヴァージンを卒業するために必要な知識や心構えを学び、学んだことを活かしながら次はパートナー探しにチャレンジする。
毎月1回、その活動内容と結果をレポートで報告すると、担当の講師がコメントとアドバイスをつけて回答してくれる。
とてもシンプルなカリキュラムだが、単純明快だからこそ前向きにトライできるというのも特徴だ。
設立者でもあり学長でもある坂爪さんは、次のように話している。
『ヴァージンに関する問題を個人の問題としてではなく、社会の問題として考えます。
社会的に見ると、未婚化や晩婚化、少子化につながっているのは「望まないヴァージン」に悩む独身者が増えていることも原因の一つ。
ヴァージンを“からかい”のネタではなく社会問題としてみなす視点。
そして、適切な訓練や社会的な支援が必要なものとしてみなす考え方は、これまでの文化では無かった。
ヴァージン・アカデミアでは、ヴァージンであることが理由で恋愛に踏み込めない人たちに、コンプレックスや劣等感を取り除くための正しい情報を提供します。
ヴァージンを明るくマジメに考える、それがヴァージン・アカデミアです』
また、学長の坂爪さんは、恋愛するにあたって“コミュニケーションスキルを磨いてはいけない”とカリキュラムの中で受講生に話している。
コミュニケーションスキルを磨けば人間関係が上手くいくという社会的な暗示が、恋愛を足止めする“壁”になってしまうとのこと。
コミュニケーションスキルは「事前に磨くもの」ではなく「過程で学ぶもの」、それがヴァージン・アカデミアの方針。
セミナーや学習でコミュニケーションスキルを学ぶよりも、人の話に耳を傾けて「聞く力」を身につけるほうが重要だという。
「聞く力は相手への思いやり、相手目線があれば誰でもすぐに身につけることができる」そう坂爪さんは話す。
これまで自分目線で考えたり接したりしていた立ち振る舞い方を、これからは相手目線に変えるだけで良好な対人関係が築けるようになるとのこと。
ヴァージン・アカデミアのカリキュラムでは、恋愛テクニックやハウツー的な講座は基本的に行われていない。
頭で考えたり覚えたりするよりも、まずは行動に移すことを重点的にレクチャーしている。
学んでから行動するのではなく、まずは行動して、それから学ぶのが、ヴァージン・アカデミアが推奨する恋愛理論。
お見合いパーティーや婚活イベントに参加してもパートナーを見つけられない、上手く関係を縮めることができない、出会いがあっても積極的になれない。
そう悩んでいる人は、コミュニケーションスキルやハウツー的な“思い込み”が恋愛を邪魔する壁になっているのかもしれない。
恋愛したことがない、異性と付き合ったことがない。だけど結婚したい!
婚活していても異性と上手く接することができず悩んでいる方や、恋愛に足してコンプレックスを感じている人は、この機会に問い合わせてみてはいかがだろうか。
参考:ヴァージン・アカデミア