※この記事は2021年9月29日に更新されています。
高収入・高学歴など、女性が求める結婚の条件を満たしているハイスペック男性。しかしすべてのハイスペック男性が結婚できているわけではありません。一部のハイスペック男性は、なぜ結婚できないのでしょうか。
女性から敬遠されるハイスペック男性にありがちな10の特徴と結婚できない男性から抜け出す4つの方法を紹介します。以下の情報を参考にすれば、気を付けたい問題点と取り組むべき改善策がわかるはずです。
目次
ハイスペック男性とは?
ハイスペックは、高機能であることや高性能であることを意味します。したがってハイスペック男性は、さまざまな面で優秀な男性を指します。
婚活においてハイスペック男性といわれる場合、一般的な女性が求める結婚の条件を満たしている男性と考えればよいでしょう。具体的には、高収入・高学歴・高身長(いわゆる三高)などの条件を満たす男性を指すと考えられます。
ただしこれら3つの条件が、絶対というわけではありません。人によっては、一緒にいて楽しいことや一緒にいて気を使わないことなどがハイスペック男性の条件になることもあります。
参考:内閣府・平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書
ハイスペックなのに結婚できない男の特徴
「優良物件」と思われがちなハイスペック男性ですが、中には結婚できない人もいます。主な原因として、以下の点が挙げられます。
自慢話が多い
自分のことをハイスペックだと思っている男性は、自慢話ばかりしたがる傾向があります。出身大学の自慢、勤務先や役職の自慢など、たまに聞くには問題なくても、その話題ばかりが延々と続けばどうでしょうか。
結婚を考える女性は、相手の学歴や肩書だけでなく、相手の人間性も知りたいと思っています。「自慢話しかしない男」という烙印をおされないように、豊富な話題を心がけましょう。
マザコン
家族を大切にするハイスペック男性は女性からも評価されますが、何でも母親の言うとおりにしたり、何でも母親に相談したりする場合は女性から敬遠されます。母親と女性が対立したときに、守ってもらえないと感じるからです。
結婚すると苦労しそうだと思わせるため、ハイスペック男性であっても敬遠されます。親離れ・子離れを済ませたうえで、母親を含む家族と良い関係を築くべきといえるでしょう。
決めつけが多い
ハイスペックな男性は、「こうあるべきだ」という決めつけに囚われていることが多いものです。中でも「女性はおしとやかに」「女性は家庭を守るべき」という一方的な亭主関白は考えもの。
ハイスペックな男性は自分の正しさを疑わず、言動にはためらいがありません。しかし女性の方はそんな姿にモラハラの気配を感じ、気持ちが引いてしまいます。
生活を変えられない
いわゆる独身貴族のハイスペック男性は、現在の生活を変えられないことが少なくありません。誰にも気を遣わなくてよいため快適だからです。しかし結婚して女性と一緒に暮らすようになると、相手に合わせることも求められます。
相手に合わせられないと、女性に我慢を強いることになります。生活を変えられないハイスペック男性は、結婚すると窮屈そうと女性から思われるため簡単には結婚できません。
こだわりが強い
ハイスペック男性は、趣味や生活習慣にもこだわりが強いもの。高収入を良いことに、莫大なお金を趣味に使ってしまう人も多くいます。
しかし女性は結婚に実益を求めています。自分の趣味にばかりお金をつぎ込む、そんな男性との将来には、不安を覚えてしまうのです。
「ありがとう」が言えない
ハイスペックな男性にありがちなことが「やってもらって当たり前」という態度です。「難関大学に合格した」「有名企業に入社した」=「自分は特別な存在である」という思い込みによるものかもしれません。
相手に対する労りや、思いやりの気持ちを持てない男性は、女性には好かれません。あらゆる場面で感謝の気持ちがない男性とは、結婚したくないものですよ。
「ごめんなさい」が言えない
ハイスペックな男性は「負ける」ことに慣れていません。そのため負けず嫌いで、プライドが高い人が多いようです。謝ったり自分から折れたりすることは、不得意な傾向があります。
理論武装して相手を言い負かす。ふてくされて雰囲気を悪くして、根負けした相手が折れてくるのを待つ。これがハイスペックな男性のお決まりのパターンです。共同生活を送るパートナーとは、対等でいたいもの。謝れない男性が選ばれることはありません。
理想が高すぎる
ハイスペックな男性の中でも「学歴のみ」「収入のみ」「ルックスのみ」など、1つだけ自信がある、という男性にありがちなのが「釣り合わない理想」。
1点に自信があると、ほかの部分までスペックが高いと勘違いしてしまい、女性に要求する条件が異常に高くなってしまうようです。自ら出会いの幅を狭めてしまい、いわゆる「高嶺の花」への片思いを繰り返してしまうのです。
女性とうまく接することができない
勉強やスポーツ、仕事などに一生懸命打ち込んできたハイスペック男性の中には、女性とうまく接することができない人もいます。女性と打ち解けられないため、優秀な男性でもなかなか結婚できません。
ハイスペック男性が女性にそっけない態度をとっていると、プライドが高いと思われてしまう恐れがあります。恥ずかしいかもしれませんが、できるだけ自然体で接するようにしましょう。
損得勘定で物事を見る
ハイスペックな男性は、物事をすべて「得」か「損」かで、決めてしまう傾向があります。情や思いやりなど、損得で測れない部分は軽視するため、「冷たい人だ」と思われてしまうことも。
損得勘定で物事を見るような男性に、女性は警戒心を抱きます。「自分もいつか切り捨てられるかも?」という不安から、結婚相手としてふさわしくないと判断されます。
結婚できないハイスペック男性からの脱却方法
結婚できないハイスペック男性から脱却するには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。意識したいポイントを紹介します。
アドバイスを参考にする
誰もがうらやむハイスペック男性なのに結婚できない場合、何かしらの原因を抱えている可能性があります。自身の問題点がわからない方は、既婚者や女性のアドバイスを参考にするとよいでしょう。
もともとのスペックは高いため、アドバイスを参考に問題点を改善すると結婚できる可能性はグッと高まります。ちょっとした点に気を付けるだけで、本物の「優良物件」になれるかもしれません。
話し上手ではなく聞き上手を目指す
サービス精神旺盛な男性は、話をたくさんして女性に楽しんでもらわなければならないと思い込んでいることが少なくありません。しかし会話だけで女性を楽しませることは非常に難しいといえます。ケースによっては、うるさいと思われることもあります。
話術に余程の自信がない限り、話し上手よりも聞き上手を目指す方がよいでしょう。女性が気持ちよく話せる環境を作ることで、この人といると居心地が良いと思ってもらえるからです。話を促すように相槌を打つ、話が広がる質問を投げかけるなどを心がけてみてはいかがでしょうか。
自分の価値観を疑う
ハイスペック男性は、女性と価値観の違いが明らかになったときに自分の価値観を疑うようにしましょう。成功体験の多いハイスペック男性は、自分が正しいと思い込んでいる傾向があるからです。自分が正しいと思い込んでいると、自分の価値観から外れることはすべて間違いになってしまいます。
したがって相手を否定することにつながりかねません。否定される関係は、女性にとって辛いものです。女性と価値観の違いが明らかになったときは、「もしかすると自分が間違っているかも」「相手の立場で考えてみるとどうなのだろう」など、自分の価値観を疑い柔軟に対応しましょう。
異なるタイプの女性と向き合う
恋愛対象とみていなかった女性と向き合うことも、結婚できない男性からの脱却方法といえます。女性の意外な魅力や2人の相性の良さに気づくことなどがあるからです。同様に、さまざまなタイプの女性と出会うことも重要です。
出会いが少ないと、交際や結婚のチャンスも少なくあります。失敗を恐れず行動することで、これまでとは異なる結果につながるかもしれません。
ハイスペックに胡坐をかかず魅力的な男性に
一般的な女性が求める結婚の条件を満たす男性をハイスペック男性といいます。基本的には魅力的な男性と考えられますが、結婚できない方もいます。多くの女性は、収入や学歴以外の条件も重視するからです。ハイスペックなのに結婚できない男性は、原因を見つめ直してみるとよいかもしれません。
ちなみに現在ではいわゆる「三高」ではなく、「四低」の男性がモテるといわれています。「四低」については、以下の記事で解説しています。婚活中の男性は、以下の記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。
結婚相談・婚活アドバイザー 田村智泰
「婚活で人生が変わった。」「結婚相談所で運命のパートナーに出会えた。」そんな方を1人でも増やせるように、結婚相談・婚活アドバイザーの立場から結婚相談・婚活業界の健全な発展を支援しています。
ライフデザインカウンセラーベーシック講座 第140230号
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