デメリット2 美容の問題
タバコは美容の敵と言われているらしく、科学的な根拠も・・・。
岐阜大学大学院疫学・予防医学分野の永田知里教授と玉井裕也教授が日本人女性を対象に喫煙者のメラニンの量を調べたところ、タバコを吸わない女に比べて喫煙者はメラニンの量が多いという結果に。
肌をくすませたり潤いを奪ってしまうメラニン。でも、肌を守る役割もメラニンの仕事。しかし、メラニンの量が多すぎると肌にとっては害だらけ。その原因として、タバコがメラニンの量を増やしてしまうそうですよ。
参考: Medical Tribune:喫煙は“美肌の敵”を証明
そのほかにも、タバコは美容の敵となりデメリットが盛りだくさん。
■シワの原因
タバコには老化を加速する作用があるため、タバコを吸う女は1.4歳くらい老けて見えるとのこと。タバコのニコチンやタールが、血の流れを悪くするのが原因。血の流れが悪くなると、肌細胞や肌の組織がバランスを崩してシワを作ってしまうようですね。
■肌の再生が遅くなる
血管収縮を引き起こすのがニコチン。血管が狭くなって、全身の毛細血管に酸素が届きにくくなるので傷の治りが遅くなったり肌の再生を妨げたりする原因になるわけです。古い角質が再生されないと、美肌にとって最悪の敵となりますね。
■肌のツヤが悪くなる
肌のくすみはタバコのせい。これは、すでに1985年の研究報告から明らかになっていることで、タバコを吸う女の肌には非喫煙には無い特徴があるとのこと。その原因がタバコの煙。
煙に含まれる一酸化炭素やニコチンによって皮膚は酸欠状態になりやすく、水分も奪われていくので肌が乾燥し血色が悪くなってしまうとか。結果、肌ツヤがなくなって化粧で隠さないといけなくなるわけね。