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「いまの彼と結婚したら幸せになれるかな」なんて漠然と考えたことありませんか?
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先輩夫婦の結婚幸福度数「QOM」を読みといて、幸せな夫婦になるにはなにが大切かを考えてみましょう。
■結婚幸福度「QOM」とは
「QOM」とは「Quality of Marriage」の略称。直訳すると結婚の質、つまりは結婚生活においての幸福度を指すものです。
婚活支援サービスであるパートナーエージェントが博報堂研究開発局のサポートを得て全国の20〜69歳までの夫婦を調査し、日本人の結婚観を反映して2013年に開発しました。
「QOM」を構成する要素は大きくわけて「自己PR力」「観察力」「ケンカ力」「仲良し力」「境界力」「過去未来力」の6つ。
80の設問に答えていくことによってそれぞれの力がどの程度か分析され、1000点満点で評価される仕組みとなっています。
「QOM」が発表されてから2年以上がたち約11万名が受検。結婚生活における幸福度が高い夫婦・低い夫婦の特徴や傾向、ちがいがいっそうハッキリとしてきたようです。
■やっぱり大切な、思いやり
「QOM」の調査によると、結婚幸福度が高い夫婦と低い夫婦でもっとも差が大きかったのが、「パートナーからの思いやりを日頃から感じているか」という点。
結婚幸福度が高い夫婦ではなんと97%もの夫婦が日頃から思いやりを感じています。
その一方、結婚幸福度が低い夫婦は22%しかパートナーからの思いやりを感じていません。
「夫婦にとって思いやりが大切!」と口にするのは簡単。しかし、やはり日々の感謝や気づかいは皆が皆できるわけではないようです。
結婚幸福度が高い夫婦と低い夫婦での差は歴然です。いまの彼は、日常のちょっとしたときに「わたしって大切に思われているなぁ」と思える彼ですか?
逆にあなたは彼に対して思いやりを持って接することを心がけられていますか?
もし彼との関係が一方的に尽くしたり尽くされたりの関係なら、一度考え直してみる必要があるかもしれません。
おたがいに思いやるには、尊敬できるところを見つけたり相手の意見を尊重したりするところからはじめてみるとよいでしょう。
■結婚しても、異性としてみられるか
「QOM」の調査で興味深ったのが、「パートナーのことを異性としてみているか」という点。これも、結婚幸福度が高い夫婦と低い夫婦を比べると大きく差が開いています。
結婚幸福度が高い夫婦では92%、低い夫婦では20%という結果となっています。
夫婦になってからも付き合っていたときと同じように、休日にはデートをしてドキドキしたりキュンとしたり、男女としての関係を続けられるかどうかが鍵のようです。
まったく新鮮味がなく退屈な関係を安心感と勘違いしてしまっていませんか?
長くつきあっている彼がいるなら、マンネリな恋愛になっていないか、今一度ふりかえってみてはいかがでしょう。
■将来について一緒に考えて話せるか
ふたりの将来について話す夫婦は、「QOM」の調査では結婚幸福度が高い夫婦では91%、低い夫婦では21%だそう。
また、結婚幸福度が高い夫婦は81%がコミュニケーションについて満足しており、低い夫婦は9%が満足しているとのこと。
これらのことから、十分なコミュニケーションによって現在のおたがいのことを知り、そこからふたりの将来について考えていくことが幸せな夫婦にとって重要だとわかります。
いまの彼と遠慮なく将来を話し合えるような仲であれば、夫婦になってからも幸せを感じつづけられる可能性が大きいといえるでしょう。
「QOM」は診断サイトでだれでもチェックできます。まだ結婚していなくても、いまの関係をふりかえるのにおすすめです。
・結婚の幸福度指数「QOM」診断サイト
(Y. NISHIKAWA)
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【記事提供元】
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