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英語圏では、日本のように「付きあってください」などと「告白」して交際が始まることはあまりないので、お付きあいをはじめるときの定番のフレーズはないかもしれません。
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Will you be my girl(friend)?「彼女になってくれますか」という古典的なフレーズがありますが、小学生みたいで大人はあまり使わない気がします。
基本的にあちらの男性は好きな女性をベタぼめしますので、恋のはじまりはわかりやすいかも。ただ、体の関係がはじまってもすぐにステディな仲とは考えていないこともあるので、そのあたりの見極めがむずかしいかもしれません。
■ほめる:照れかくしの意味がこめられた愛情表現も
ほめ言葉としては、「ユーアービューティフル!」系のストレートなものはわかりやすいですよね。ほかに、最近よく聞くほめ言葉といえば、
You are a complete package.「きみは完璧な女性だ」
などがあります。また、関係を深めたいことを示唆するときには、
I think we are connected.
There’s chemistry between us.
なども。どちらも「ぼくたち合うよね」という意味ですが、chemistry「化学反応」は、お互いがひかれあうときのあの抵抗できない感じがよく表れていて、うまいなあと思います。
もうひとつ、おもしろい表現には、
You’re alright[all right].「きみ、まあまあだね」
というのがあります。ずいぶん失礼な感じがしますが(もちろんそのとおりの意味で使われることも…)、これ、じつはひかれているのにクールを装う、照れかくしの意味で用いられることも。
とくに、口論などで出だしがスムーズでなかった場合などに使われます。映画『ピクセル』の主人公たちも使っていました。
■別れる:ストレートな表現を避ける傾向に
一方、微妙なのが別れのとき。はっきり言ってくれればいいのですが、そこは体裁をけっこう気にする英語圏の人たち、きつい言葉を避けてあとは相手に察しさせるという、なんだかズルい表現が多いように思います。
・I’ve moved on. 「先に進んでしまった(新しい相手ができたり、心変わりなどで)」
・I’m just not ready yet.「まだ真剣に付きあう準備ができていない」
・We can still be friends.「友だちでいよう」
・I need some time off/ space. 「少し時間/スペースがほしい」
これらはまだいいほう。
You can do so much better. 「(ぼくがいないほうが/ほかの人とのほうが)きみはずっとうまくいくよ」
などは、一見相手のことを思っているように聞こえますが、実際は自分の都合で逃げているというズルい表現ですよね。
別れを切りだす際のマナーも気になります。最近では、一方的にテキストメッセージで別れを宣告、なんてこともめずらしくありません。
もっとひどい場合は、電話やメールなどにいっさい返信しなくなるなんてことも。一部で ghosting「ゴースティング」などと言われています。
別れを面と向かって切りだすのは、最低限のマナー。言語関係なく気をつけたいものです。
(モーゲンスタン陽子)
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