世の中には“切っても切れない関係”というのが必ず存在する
たとえば、“婚活と年収”もそのひとつ。世の男性諸君、婚活の場では「年収が全てではない!」といきり立っても、それは無駄な抵抗であるということを理解しましょう。
確かに年収が全てではありません。しかし、女性が男性に求める譲れない条件の第一は“年収”であるという事実から目を背けてばかりいると、あなたの婚期はどんどん遠のきます。とは言っても、全ての女性が「年収1000万円以上を希望」というような、セレブな発言をしているわけではありません。
独身男女を対象に実施した恋活・婚活に関する調査結果によると、結婚相手に求める最低年収は「500万円未満」と回答した女性は6割にのぼることがわかっています。
「結婚相手に求める最低年収は?」
■男性
1位「こだわらない」…57.8%
2位「300万円以上」…27.7%
3位「400万円以上」…9.6%
4位「500万円以上」…2.7%
5位「1,000万円以上」…1.4%
6位「600万円以上」…0.7%
■女性
1位「400万円以上」…33.2%
2位「300万円以上」…17.6%
3位「500万円以上」…22.2%
4位「600万円以上」…13.6%
5位「こだわらない」…10.9%
6位「1,000万円以上」…2.5%
このような結果になりました。女性で「500万円未満」と回答した人からは、
「お金は関係ない」
「普通に生活できる程度の収入があればいい」
「2人で働けばいいから」
などの意見が多く寄せられ、「500万円以上」と回答した人からは、
「専業主婦になりたいから」
「経済的に困りたくないから」
「豊かな暮らしがしたいから」
などの意見が見られ、年齢が若い程、結婚相手に求める年収が低くなる傾向となっています。一方、男性の場合は「こだわらない」が過半数を占め、
「自分が稼ぐから」
「お金より性格重視のため」
「女性に求めない」
など、相手には多くを要求しない傾向が明らかになりました。ちなみに、肝心な私たち日本人全体の平均年収はどのように推移しているのかというと、国税庁公表による民間給与実態統計調査の年齢階級別平均給与データから、その実態を知ることができます。