【ふたりの決断。結婚か別れか……!】
結婚も意識しているアラサー世代の恋愛。結婚か別れか……それは男女にとって大きな決断になります。その先を見据えて後悔しない選択をするために、どういったことを考えて行けばよいのか、ここではそのポイントを紹介します。
■女性の視点:煮え切らない関係なら自分で清算する
アラサーともなると、周りの結婚ラッシュが続いて「私もそろそろ」と考えだす女性は多いですよね。けれど、付き合っている彼からは結婚の話がまったく出てこない……こうなってしまうと、時間的にも精神的にもキビシイのが大人の恋愛。一概に長く付き合ってる=上手くいっているとは言い切れないのが恋愛の難しいところです。何年も付き合い続けていると大きなイベントもなく、愛情なのか惰性で一緒にいるのかも分からなくなってきてしまうこともあります。
女性が悩んだまま、受け身のままだとどんどん時間も気力も消耗してしまいます。まずはお互いの考え方を確認するためにも、彼に結婚について真剣に話してみましょう。
もしそこで嫌な反応をされたり、のらりくらりとかわされてしまった場合、すっぱり関係を清算するのも選択肢のひとつです。「次がないかも…もう結婚できないかも…」とネガティブな気持ちで一緒にいても事態は好転しません。
彼氏と別れるか迷っている人は、目の前の人を本当に好きかどうか考えてみてください。
「今の彼氏」という存在に、ただしがみついているだけならそこから幸せな結婚生活は得られないかも。
惰性であと3年、あと5年……と関係を続けていくと、あなたの貴重な時間を浪費していくことになります。「あと3年、結婚せずにこの人と過ごして本当に後悔しないか?」など、自分でリミットを決めて結論を出していく気持ちが大切です。
■男性の視点:大切な相手かどうか、改めて考える
男性側の立場では結婚=人生の決断ですから、中々踏み出せない場合も。
しかし、女性には結婚→出産など、時間に限りがあるイベントが存在します。長く恋愛や同棲関係を続けていると安心してしまって、決断を先延ばしにするとそれが致命傷になることも。女性は一度心が離れると、その後に慌ててフォローをいれても中々戻ってくることはありません。
もし「今の関係に不満はない、同じ生活がずっと続けばいいと思っている」なら、それはあなたの目の前にいるのが生涯の伴侶だからかもしれません。そういうときに「もう少し年をとってから」「もう少し稼げるようになってから」など自分の中だけで先延ばしにしてしまうと、後悔するケースもあります。
どうしても今結婚できない事情があるなら期限をきめて相手に伝えておくことがポイントになるでしょう。また、一度期限を伝えたあとにそのゴールを延ばすことはやめましょう。不誠実な態度は、長く付き合っているふたりだからこそ大きく失望させることになります。
もし、期限もきめられない・決断できないとなるとそれはあなたの中で「結婚はない」と結論が出ている可能性も。お相手のためにも、真剣な気持ちで考えてあげてくださいね。
■ふたりのゴールがどこなのか
付き合いたてや毎日を楽しく過ごしているときは、あまり意識もしないし具体的な話を案外していないのが結婚観やその計画です。男性も女性も自分の理想は持ちつつ、相手に本心を伝えるのは躊躇ってしまう場合も。
問題はすぐ結婚するかどうかという単純なことではなく、お互いに同じ方向をむいているか、気持ちを維持できているかです。温度差があるまま長く付き合ってしまうと、溝はどんどん広がってしまいます。結婚に対する考えがすり合せられないほどであれば、ズルズルと付き合ってもその先の未来を過ごすことはできません。また、一時の自由を優先した結果大切なものを失うおそれも。別れるにしろ結婚するにしろ、期限を決めて能動的に動くことがアラサー世代にとっては必要なことです。「あの時、決断していれば…」と後悔しないために、相手任せにしない選択をしましょう。