セックスに興味がない絶食系の男女
NHKや新聞などでも、若い男性の“セックス絶食”が報道されているのをご存知だろうか。ナイーブな草食男子の、さらに上をいく絶食男子。恋愛に消極的で“女なんて必要ない”そう思っているのだとか。
しかし、最近は恋愛だけではなく、「セックス」に対しても男性の絶食現象が広がっているらしい。女性に対する恋愛・セックスに興味がなくても、かといって同性愛者というわけでもない。この絶食男子の2人に一人は女性との恋愛や性交渉の経験がない。そもそも、恋愛したいとか、セックスに興味がある、という感性をもっていないわけですから・・・。
だが、決して女性が“苦手”というわけでもないらしく、女友達としては抵抗も違和感もないのだとか。ところが、近頃問題になっているのは、男性のみならず「若い女性の間でもセックス絶食が広がりつつある」ということ。今年の初め毎日新聞が3000人の男女を対象に行った調査によると、19歳~29歳のうち「セックスに興味がない」「セックスに対して抵抗がある」と答えたのは、男性よりも女性のほうが多かった。
なぜ、セックスに対する女性の絶食が拡大しているのだろうか
最大の理由は、自立した女性が増えたことにある。バリバリ仕事をこなし、出世街道まっしぐらの女性も今となっては珍しくない。そのため、女性的というよりは、男性に近い感性を持ちはじめているのである。
男よりも仕事、男よりも友達や趣味、といったように、自分の時間を有意義に過ごしたい心理が恋愛・セックス離れを引き起こしていると言える。つまり、欲望の方向性が男女の関係ではなく、“いかにストレスを感じることなく自分が満足できるか”を求める傾向が強くなっている。
「男と居たって楽しめないし」「男と居たって面倒くさいし」そんなネガティブな思考が、恋愛やセックスに対する欲望を打ち消してしまうようだ。
一般的に恋愛したい・セックスに興味があると思っている男女が、こうした絶食系の男女に講師を示したときが厄介なことになる。一方通行のアプローチが続くわけだが、いくら攻めても“その気になってくれない”のだから、精神的にも心理的にも辛くなるだろう。ましてや、絶食系のことを知らない、または理解していない男女であれば「俺に(私に)魅力がないんだ・・・」と落ち込む原因にもなる。
だが、肩をおとす必要はない。あなたに対してだけではなく、すべてが恋愛やセックスの対象ではないのだから。
まず婚活の場で絶食系の男女に遭遇する可能性はゼロに等しいが、知人や職場などでは遭遇する可能性は極めて高い。しかも、年齢が若い男女であれば、その可能性はもっと高くなる。
現代は結婚しづらい時代と言われているが、まさに複雑だ。昔のように、男と女の関係が当たり前ではなくなってきている。婚活に取り組む男女は、こういった現代の問題にもアンテナを張っておこう。
絶食系に足止めされている場合ではない。結婚したい・恋愛したいと願う男女と出会うことが、パートナーに巡り合える最善の策なのだ。そのために、そうした男女が集まる“出会いの場”に飛び込む必要があるのではないだろうかと強く思う。
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