夫の立合い出産
現在、出産する妻を近くでお世話する立会い出産をする夫が多くなっています。女性にとって出産とは人生でこれ以上ない激しい痛みを伴うものですので、自我を失ってしまう可能性もあります。中には「痛くて耐え切れない!もうやめる!」と叫んで助産師さんを困らせる女性も少なくありません。
そんな中、夫が傍について「頑張れ!」と声をかけることにより妻を励ますことができるのが立会い出産です。
仕事しかしなかった男性の意識が変わっている
「自分は仕事をしていれば良い。家庭を守るのは妻の役目だろう」
このように思っていた男性というのは、仕事はできても豊かな生活を実感することなく時間が過ぎていました。
高級なクラブで接待、高級な料亭で打ち合わせなどをした経験があっても、プライベートで充実した時間を過ごせているという男性は少なく、会社意外のことの能力や知識は何もないのです。仕事はできても、仕事をこなすことばかり考えていますので、内部や上層部のことは把握できず日々自分のみが昇進することを考え、心は単独行動なのです。
アメリカ人は、そんな日本人のことを「仕事の病気」と比喩していましたが、最近は事情が変わってきています。仕事の病気だった日本人が、仕事以外の輝くものに気づいたのです。
自分を本当の意味で幸せにしてくれるものとは仕事ではなく、家族なのだと考える男性が増えています。こういう意識の改変を象徴する例が、立会い出産の増加です。
出産というのは、男性は何もしてあげることのできないものですが「見守っている」ということ、「新しい家族を迎えたい」という気持ちが妻の出産意欲を高めているのです。
立会い出産をさせてくれる産婦人科
現在では、ほとんどの病院がOKです。女性が妊娠すると、病院のほうから立会い出産を望むかどうかの意思確認がありますので、妊婦本人が決めることとなります。
中には、夫がいると気を使うので一人で産みたいという方もいますが、そのような大変なときに気を遣わせてしまう夫にはなりたいくないものですよね。
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