家族との時間を大切に
少し前の日本では、男性が忠誠を誓う相手とは会社のみでした。会社での上下関係を重んじて、家族をないがしろにし休日を全て上司との接待ゴルフに使うということも日常的だったのに対し、現在は会社に対して絶対的な忠誠を誓うという男性は少なくなっています。
会社は会社。勤務時間が終われば家族サービスの時間…
こんなあたかかい日常を大切にする男性が増え現在"良夫賢父"というのが大人気となっています。むしろ、会社に対して過度な忠誠心を持つ男性というのは、いつまでたっても結婚できないというパターンも増えています。
勤務時間とプライベートな時間を切り離して考えるのは欧米では普通のことであり、日本人はまだまだ不慣れな傾向ですが、確実に欧米のライフスタイルに近づいてきています。
厳格な父親を嫌う男性
「うちのオヤジは仕事人間で遊んでもらった記憶などない」
「上司の前では笑顔を絶やさないのに家ではいつも怒ったような顔しか見せない父親だった」
「遊んでもらった記憶はないが、厳しく叱られた記憶ならたくさんある」
このように、今の男性は仕事人間で家庭的ではなかった父親に嫌悪感を抱いている傾向です。
「俺はオヤジのようにはならない!笑い声の絶えない家庭こそ幸せなんだ」と、仕事よりも家庭を大切にする意識があり、お見合いなどでも「家庭を第一に考えます!」とアプローチする男性が増えています。
女性に人気の良い夫
今の女性は、昔のように男性に強さばかりを求めてはいません。
「少しくらい情けなくたっていいから、ひたむきに家族を愛してくれる男性」に好意を寄せます。
これは、社会的に女性が地位を望むことができる環境が整っている成果でもあります。女性であっても優秀ならば出世できる時代ですので、男性に絶対的な権力を持ってほしくないという女性が多いのです。
良夫賢父と言われている男性は、出世して自分を高めたいという考え方ではなく、『出世したら家族がもっとラクに暮らせる』という考え方ですので家族愛に包まれた生活を送ることができるのでしょう。
良夫賢父とは、家族全員を幸せにできる能力を持っています。
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