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「あげまん」とは、一緒にいる男性に幸運をもたらしたり、出世させたりする「縁起のよい女性」のことをいいます。(ちなみに「まん」とは「間(ま)」のことで、運やめぐりあわせを意味するといわれていますので、それを上げる=縁起がよい ということなのですね)
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あなた自身が「あげまん」であれば、お付きあいする男性にとってもラッキーなことですし、彼もあなたのことをきっと大事にしてくれるでしょう。結局のところ、あなた自身にもプラスに働きます。
■自分自身が幸せであることが大事
私がいままで実際にお会いした女性たちのなかで「ああ、こういう人をあげまんというのだな」と感じた方には、共通点があります。
・楽しむことが上手
キャンプをしていたら、いきなり土砂降りにあったとか、パーティに出かけたら靴のかかとが突然とれてしまったなど。どんなにひどい状況下や予想もしないアクシデントに見舞われても、そのなかに楽しみを見つけられる人。
そういう女性の周囲の空気は、ピリピリすることがありません。何ごとに対してもユーモアのセンスを持っているのでしょうね。
・いつも笑顔でいる
簡単なことではありますが、実践するのはむずかしいことです。「あげまん女性」はつねに口角が上がっていて、どんなときにも他人が話しかけやすい雰囲気を持っています。
たとえば、辛いできごとがあって心の底から笑うことができずにいたとします。しかし、仮につくり笑いであったとしても、笑顔になることで心のストレスが軽減されるという研究報告もあります。そのくらい、笑顔でいることは大切だといえるでしょう。
笑顔でいる人は周りに好印象を持たれますので、さまざまなチャンスに恵まれやすくなりますね。
・男性のジャマをしない
あげまん女性が絶対にいわないであろうひとことは「仕事と私とどっちが大事なの!?」です。
一般的に、男性は自分の価値観に優劣をつけず、並列にとらえる方が多い(だから「妻」と「愛人」を両方大切にできるのではないかという気もします)ようなので、このような選択を迫られると大変困るようです。
あげまん女性は、たとえ自分と考え方がちがうとしてもそれを受けとめ、男性が進もうとしている道に立ちはだかって自分の存在を主張することはありません。
その意味では、男性の夢や目標を共有できるので、必要なときに必要なサポートができるのだと思います。
・自分自身が幸せである
男性の夢や目標を共有し、サポートはするものの、「男性に期待」はしません。「これだけやってあげてるんだから、私を幸せにしてね」ではなく、「サポートすることを楽しんでいる、幸せに感じている」女性が多いようです。
仮に男性が挫折したとしても「ここまでやってあげたのにガッカリ!」と責める気持ちにはならず「じゃあ、ちがう方法でやってみようよ」と前向きに対応できるのだと思います。
なぜそのように考えられるのかといえば、自分自身が幸せだから。自分で自分を幸せにできる術を知っているからこそ、他人の人生で自己実現をはかろうとは考えないのでしょうね。
■有名人から学ぶ「あげまん女性」に必要なこと
有名人で、私が「あげまん」と思う方を紹介します(もちろん実際お会いしたことはありませんので、あくまでイメージですが)。
・里田まいさん
男性を陰で支える大黒柱タイプのあげまん女性です。ご主人である田中将大投手が野球で100%力を出せるように、栄養に気をくばった食事をつくっていることでも知られています。
田中投手が東北楽天イーグルスからNYヤンキースへ移籍する際も「どこにでもついていきます」と、控えめながら頼もしいコメントをしていました。
毎日ものすごい量の食事をつくるのも、言葉が通じない外国で暮らすのも実際は大変なことと思います。しかし、彼女からは「私がんばっています!」という気負いは感じられず、むしろ楽しんでいるような印象を受けます。
「おバカタレント」として名をはせた? 里田さんですが、いい意味での鈍さが、シビアな実力主義の世界に生きる田中投手にとっては癒しになっているのでしょう。
・道端ジェシカさん
自分のやりたいことを思いきりやっていることで自身の運を高め、結果、男性にもラッキーをもたらす天然タイプのあげまん女性です。
昨年、世界的に有名なF1ドライバーのジェンソン・バトン氏と結婚しましたが、彼女が観戦したレースでは、必ずといっていいほどバトン氏が優勝するので、マスコミからは「バトンの勝利の女神」と評されました。
ふたりは遠距離恋愛や多忙などの理由から一度は破局したものの、その後復縁して結婚に至ったそうです。
彼女はモデルだけにとどまらず、マラソンやボランティアなど、さまざまなことにチャレンジしてエネルギッシュに活動しています。彼女の持つ明るいパワーがバトン氏をひきつけたのだろうと感じます。
・天野香寿美さん
有名人とは少しちがいますが、昨年ノーベル賞を受賞された名古屋大学天野浩教授の奥様です。里田さんと道端さんをミックスさせたタイプともいえる、夫を陰で支えながらも自分のやりたいことも諦めず叶えているあげまん女性です。
天野教授は仕事の虫で、当然家庭をかえりみる余裕はなかったそうですが、天野教授が心置きなく研究に没頭できるように育児をふくめ、家のことはすべて香寿美さんが引きうけたといいます。
お子さんたちが立派に成長した後は、ご自身がやりたかった日本語教師となり、現在はロシアにお住まいです。天野教授やお子さんのために自分の時間を使いながらも、着々と日本語教師になる勉強や準備を進めていたのですね。
また、照れ屋であまり社交的とはいえない天野教授にかわって、ニコニコとマスコミに対応するなど、内助の功も発揮していました。
「自分のおかげで夫が成功したのだ」といった部分がまったく感じられず、天然の明るさで天野氏を支えているように見えました。このような奥さまであったからこそ、天野教授は安心して仕事に打ちこめたのでしょうね。
一見タイプがちがうように見える上記3人の女性にも、似たような部分があると感じませんか。あなたもぜひ「あげまん女性」になって、自分を幸せにしつつ彼にもラッキーをプレゼントしてあげてください。
(佐藤栄子)
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