夫婦間のコミュニケーション術
夫婦の間に一番必要なのは男女どちからの権力ではなくコミュニケーションです。しかし、このコミュニケーションを"いつでもベッタリと仲良くできる恋人夫婦"と例えてしまうのはあまりにも稚拙なこと。
夫婦とは、実はビジネスに近い関係でもあるのです。
あなたが、何かを買いたいと思ったとします。その際には、独身ではないのですから、必ず自分の要求は相手に伝えなくてはなりませんよね。
簡単に言うと、交渉上手になることがコミュニケーションを育てるんです。
お願いごとをしたいとき
「俺だってたくさん頑張ってきたんだから、車を買い替えたいんだよ。いいだろう?」
よくある夫のパターンですが、これは交渉上手とは言えません。"たくさん頑張ってきた"という主張は理解できますが、頑張りというのは他の人間が認めることであって、自己評価するものではありません。
「いいわよ。あなたはたくさん頑張ってきたのだから好きなの買いなさい」
妻にこのように言われるには、やはり交渉の仕方なんです。
「今度の正月はキミの実家に行くだろう?そのときに長距離ドライブになったらキミも子ども達も疲れてしまうよね。だから、冬のボーナスが入ったら大きい車に買い換えたいんだけど…ダメかな?きっと子ども達も喜ぶと思うんだ」
このように、家族全員が得をするという言い方がベストです。
妻は内心「そんな上手なこと言っちゃって…」と思いながらも自分や子どもたちの利点を考えます。
そして、"承諾"へと進むことができるんです。そして、夫婦生活の大切なポイントである"契約"に進めます。
「買っていいの?じゃあ、俺の後輩が良い中古車店知っているみたいだからボーナス払いで買ってもいいよね?」
このように、お願い事を具体的な約束(契約)に移行させることこそ、真の交渉上手です。色々な誓約のある結婚ですが、交渉上手になることによって夫婦のコミュニケーション能力が高まり、いつまでも仲良くできるものなんです。
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