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『デート~恋とはどんなものかしら~』第7話まとめ!爆笑と涙【フジテレビ月9ドラマ】 【主演:杏 長谷川博己】【脚本:古沢良太】
ニートとリケジョの婚活を描いたデート。今回は巧(長谷川博巳)の家族を中心に話が進みました。「結婚に恋愛は不必要」と豪語する依子(杏)と巧ですが、今回からは恋愛パートが少しずつ入ってきそうです。従来の月9らしい要素が少しずつ入ってきてますます見逃せないデート。さっそくレポートします!
巧の母親が入院。そのとき、新妻候補の依子がとった行動とは・・・
結婚は人と人だけではなく、家と家を結びつけるもの。お互いの両親はもちろん、親族とも親しくしなければなりません。前回の第六話では、依子の親族と巧とのバトルが繰り広げられましたが、今回は巧の家族がメイン。
巧は母親と二人暮らしです。父親は教育評論家だったのですが、巧が引きこもりになったせいで家を出ました。依子には「死んだ」と言っていたのですが、正確には「死んだようなものだ」の間違いですよね。しかも、まだ離婚すら成立していない状態のようで、いわゆる「別居状態」とのことなのです。これにはさすがの依子も怒り、巧に詰め寄っていました。結婚をすれば義理の父になるのですから、依子としては知らせて欲しかったのでしょう。結婚相手には、家族のことを偽るのは厳禁ですね!
さて、父親が出て行って以来、一人でニートの巧を養ってきた巧の母親でしたが、無理が祟ったのか胃潰瘍で入院することになりました。巧は、体重が減少し食欲がない母親を心配して依子に病院を紹介してもらうことに。しかし依子は巧の母親の症状を聞いて顔を曇らせます。胃がんで母親を亡くしたときと同じ症状だからです。
依子の母親もまた、胃潰瘍だと偽って入院・手術をしたものの、手の施しようがないがんだったのです。巧の友人の宗太郎は巧の母親が葬儀場から出てくるところを目撃していましたし、妹の佳織は巧の母親が経営している絵画教室を継いでくれないかと言われたとのこと。依子は巧の母親に呼び出され、「巧と結婚してくれるなら安心してあっちに行けるわ」とまで言われたのです。
巧、宗太郎、佳織、依子は、巧の母親が末期がんだという確信を得ます。依子は巧の母親を案じ、やるべきことをすべきだ、と巧を説得して、結婚契約書の作成を進めることにしたのでした。
結婚契約書とは、円滑な結婚生活を進めるための契約書!
ところで、「結婚契約書」とはなにかをご存知でしょうか?夫となる人と妻となる人の間で、結婚後のトラブルを避けるために交わされる契約書のことです。一部の結婚式場やホテルなどでは、結婚式を挙げる際にイベントの一環として既成の結婚契約書にサインをいれることも多いようです。人前式などでは、教会の神父さんの言葉などの代わりにすることも多いですね。
依子と巧の結婚契約書の内容は依子が草案を作った本格的なもの。日常生活のささいなことまで詳細に定められていて笑いを誘います。食事は曜日ごとにメニューが決められていますし、まだ結婚もしていないのに離婚後の親権のことまで話し合う始末。
実際にここまでする必要はないのではないかと思いますが、今婚活中の方も、結婚が決まったらなにかしらの決め事をしておいたほうがいいのかもしれません。結婚は日常生活の連続ですから、相手の嫌な面を見ることもあります。そんなときに結婚契約書を手元においておけば、初心に帰ることができますよね。
巧の父親はボロアパートで一人暮らしをしていた!でもブログで映画評論もしていた!?
巧に父親の名前を聞いた依子は、その場でインターネット検索をしてみることに。「13年前から会っていないし、近況も知らない。もう死んでると思うけど」という巧の言葉はあっさりと覆されます。「教育評論家 谷口務」と検索すると、すぐに父親の運営するブログが見つかったのです。ブログには映画の評論を綴っているようでした。
すぐに父親とコンタクトを取った依子は、巧を連れて父親の家に向かいます。父親は隙間風の入るボロアパートに一人で暮らしていました。父親は「独居老人だよ。かつての教え子に断罪するために」とぽつぽつ語りますが、巧は父親の家の中に、ハブラシが二本あったり、枕が二つあったり、派手なブラジャーが転がっているのを見て、母親の病状について話すのをやめます。
「若い女を連れ込んでよろしくやっている」父親には、改めて裏切られた思いでいたのでしょう。
巧と依子は、巧の母親の手術当日の早朝まで結婚契約書の作成に励み、双方合意に達しました。婚姻届は依子が入手し、病院に持っていくことに。