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アラサーの女性4人が婚活を通じて自分に向き合う!「コンカツ?【石田衣良(著)】」レポート
婚活を題材にした書籍やドラマが多くなりました。そのなかでも今回は石田衣良著「コンカツ?」を取り上げてみたいと思います。仕事に生きる女性やバツイチ女性など、4人のアラサー女性が「コンカツ」を通じて「自分とはなにか」を見つけていくストーリーは、「あるある」と共感ができるポイントが沢山。
内容を知れば、きっと自分や周りの人と重ね合わせて、よりよい婚活ライフが送れるに違いありません!ここでは章ごとにレポートをしていきたいと思います!
アラサー女性3人が都内一等地で共同生活を開始!
岡部智香は29歳の自動車会社の広告部に勤める総合職の女性。おじが海外赴任したことに伴い、留守番も兼ねて恵比寿ガーデンプレイスの見える一軒家に引越しをしてきたシーンからはじまります。引越し会社の青年から汗のにおいがして、智香はふと考えます。あんなに嫌いだった男性の汗のにおいを、最近は好ましいものになった…と。
同時に越してきたのは、大学の同期の清涼飲料メーカー企画部の小竹彩野と先輩で総合商社の美人秘書・森沙都子です。彩野は身長175センチのスレンダーな女性で、沙都子は32歳の色っぽいバツイチ女性。三人は27歳のグラフィックデザイナー・中崎結有という肉食系ロリータ女性と一緒に4人で合コンに参戦することを日常にしています。
共同生活最初の合コンは店も男も外れ!
この日は仕事で遅れるという結有以外の3人でひとまず合コン会場の無国籍居酒屋に向かうことにしたのですが…。どうみても学生が利用する安い居酒屋で、3人は意気消沈してしてしまいます。でも店は悪くてもメインは出会い。いい男がいれば合コンは成功します。しかしその肝心の男性陣は、一目見ただけで外れとわかる風貌をしていました。
安物のスーツを着た赤いメガネフレームの男性、時代遅れのパンクロックな格好をした男性、年齢不詳の若年寄、業界風の遊び慣れた雰囲気の男。そんな冴えないメンツに3人は絶望してしまいます。結有は男の趣味が悪い肉食系女子なのですが、後から来た結有でさえ、このメンツには絶望をしてしまうのでした。
結有は男たちの部屋を泊まり歩いて生活をしています。仕事部屋では生活をしたくないというのがポリシーな様子。今付き合っている男とけんかをしてしまったとのことで、合コン後に智香たちの家に泊まることになりました。
憧れの共同生活はどうなるのか!?
アラサーの女性は仕事と恋愛の両立に頭を悩ませるものです。仲良し同士とはいえ、共同生活はなにかと気を遣うもの。順風満帆には進まないのでは…という予感がしますよね。さて、2章では4人の赤裸々な合コン後のぶっちゃけトークが展開されます!
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