婚活を始めて最初に大きな成果を感じられる瞬間。
それは、意中のお相手と初デートの約束を取り付けた時ではないでしょうか?結婚に向けた第一歩も、全てはここから。しかし、同時にその後に続くかどうかの大きな分かれ道でもあるため、期待にも勝る大きな不安を持って望む方も少なくないでしょう。ただ、それはお相手の方も同じ気持ちであることを忘れてはいけません。
特にあなたが女性であった場合、お相手の男性はあなた以上に緊張を強いられているケースがほとんどです。「相手は自分よりも緊張している…」そう認識するだけで、あなたの心には余裕が生まれ、それまでの緊張感は嘘のようにほぐれていくな気がしませんか?
現在、婚活でも恋愛でもデートプランをリードするのは男性というのが、まだまだ一般的な認識とスタイルになっています。それが、初デートともなればなおのこと。初デートはある意味顔を合わせ…お互い様子見の部分が強いですから、あまり個性の強さを押し出したプランを避けるのが無難とされていますよね。通常はカフェでお茶や食事、ドライブなどが一般的でしょう。その中で、どんなに余裕を見せて自然体にふるまい、気が利くエスコートをしてくれている男性であっても、本当は自分なりに組み立てたプランやマニュアルの整理で手一杯。
たとえば、ここでひとつ例を挙げてみましょう。
初デートの行き先を“レストラン”にしたとします。そうすると、そこで先ず何系のレストランを選ぶのか、という大きな問題が。大抵は女性の好みに合わせて選ぶことになると思います。
「じゃあ、美味しそうなお店を探しておくから、楽しみにしていてね!」
お相手男性からの、何とも頼りがいのある嬉しいお言葉に、女性のあなたは「任せて安心」と胸キュンでしょうか。しかし、男性の本当の戦いはここから始まるのです。
- 口コミやネットでの情報収集(味・人気・店内の雰囲気)
- 予算の確認(高すぎず安すぎない範囲で)
- 現地までの道のり(交通手段・道順・時間)
- 場合によっては食事のマナーや作法の研究…
などなど、男性には決めねばならないことが山積みです。しかも、当日なんらかのトラブルや予定の変更があった場合に備え、同じような条件のもと複数の行き先を用意しておくことが定説となっています。もしあなたが逆の立場であったら、こうした男性の行動をどう思いますか?思わず「うわぁ…なんか面倒くさい…」と感じてしまう方もいらっしゃるはず。
上記ははほんの一例ですが、多くの男性は余裕の笑顔の裏側で、こうした涙ぐましいプランニングを行っているのです。それもこれも、全てはあなたに“見栄を張るため”です。
よく、恋愛HOW TO系のアドバイスでは、“自然体”でいることの重要性が説かれていますが、男性は見栄を張ることで自然体を装う生き物と言えます。緻密に練られたプランニングが成功したかどうか。男性にその判決が下るのは、あなたが2回目のデートのお誘いを受けた時。心優しいあなたなら、男性のこうした努力に心を打たれ、仮に不本意であったとしてもOKを出してあげるべきなのでしょうか?
答えはNO。そこは自分の気持ちに素直になりましょう。お相手の男性に「申し訳ない」という気持ちがわいたとしても、そこで冷静に本来の目的を思い返してください。今、あなたが取り組んでいることはなんですか?そう、“婚活”です。
結婚にはある程度の妥協が必要と言われていますが、ファーストインプレッションでのお相手に対する自己評価というのは、多くの場合なかなか変えられないというのが現実です。これは恋愛に限らず、ほとんどの方が様々な場面で、少なからず経験してきていることと思います。それならば、初デートの時くらい妥協をせずに一本筋を通すのも、婚活を成功へと導くひとつの方法なのではないでしょうか。
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