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アラサーの女性4人が婚活を通じて自分に向き合う!「コンカツ?【石田衣良(著)】」レポート
アラサー女性4人のコンカツ模様を描いた石田衣良著「コンカツ?」。第1章では、結有以外の智香たち3人の共同生活のスタートと、「はずれ合コン」に苦戦する4人の姿が描かれていました。さっそく第2章のレポートをしていきます!
■女性のぶっちゃけトークは意外とえげつない!?
智香、彩野、沙都子、そして結有の4人は、恵比寿ガーデンプレイスで女子だけの「二次会」を楽しんでいました。乾杯をするやいなや、4人はさっそく「本日の男について」盛り上がります。合コンのセッティングをしたのは智香の友人男性でしたが、同性としてはいい人でも異性の受けがあまりよくない人というものはいるものです。
今回はなんと、合コン代は均等に割り勘だったとのこと。このように、合コンや男女の飲み会においては、男性は女性よりも多く払ったほうがいい場合があります。今回の男性側の言い分としては、「みなさん働いて自立してるんだから均等に割り勘にしよう」ということだったようですが、それとこれとは別です。
女性よりも体格が大きく体力もある男性は、女性よりも沢山飲食をするもの。合コンという場においては、男性のほうが女性よりも多く払うのは、鉄則です。男性のみなさんは、次回につながる合コンにするためにスマートに支払いをするのがいいかもしれませんね。智香たちのように「あのドケチ」と言われないためにも…。
■二次会はまだまだ続きます。そして結有が3人と一緒に住むことに!
「どうして合コンなんかするんだろう、いい男なんて100回に一人くらいしかいないのに」
二次会中に彩野が言ったセリフが非常に印象的でした。いそいそとおしゃれをして合コンに励むことに、4人は少しむなしさを感じているのですね。そんな彩野は今回のメンバーの中では、年齢不詳の若年寄「ヨーダ」が気に入った様子でした。3人に言わせれば、彩野は「男の趣味がヘン」なのだそうです。
彩野自身が言うのには「理系のちょっとオタクの男性が好み」なのだそう。「理系男子」や「メガネ男子」は最近の流行でもありますよね。少しカタブツな印象が女性受けするのかもしれませんね。
段々お酒が入ってきた4人。智香が「ヤリスン」と呼ばれていることまで、大声で話してしまうのでした。ちなみに「ヤリスン」とは、「ヤリの寸前」の略。智香は気に入った男性を見るとすぐにのぼせ上がってしまう傾向にあるのですが、最後の一線の寸前で貞操を守って帰還するのだそう。智香はひょっとしたら「王子様」を追い求めているのかもしれませんね。
借りている部屋が遠くてなかなか帰ることが出来ない、ということで、智香たちの家に結有が一緒に住むことになりました。男子禁制の4人の共同生活のスタートですね!
■智香の友人・早谷人が登場!
さて、智香は職場のある青山でランチを済ませ、黒谷早谷人(はやと)に電話をかけました。早谷人は智香の大学時代からの友人で、智香の会社に出入りしている広告会社の営業マン。智香には学生時代から頭の上がらない関係が続いています。前回の合コンのセッティングをしたのもこの早谷人なのでした。智香が合コンについて文句を言うと、「飯でも食おう」と早谷人は手馴れた感じでいなすのでした。智香と早谷人の深い友情が垣間見えますね。
そして早谷人は続けて「イケメンとのデートをセッティングしてあげる」と言うのでした。合コンではなくデートのセッティングだなんて素晴らしいですよね!早谷人は「土曜日、汐留で、夜八時」と一方的に言い残して電話を切ってしまうのでした。
土曜日の相手は、智香の運命の相手になるのでしょうか?次章では早谷人と智香の不思議な友情関係が描かれます!
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