「異性の友達がそもそもできない」「友達にはなれるけれど、恋愛にはなかなか発展しない」など、恋人を作る手前で悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。その逆で、常に恋をしている「恋愛体質」の人も存在しますよね。もちろん、容姿に恵まれるなど生まれ持ってのものもあるかもしれませんが、それは本当にごく一部の要素でしかありません。
人との関係の基本はコミュニケーションです。恋に必要なコミュニケーション力について考えてみませんか。
今、恋に有効な「聞く力」とは?
恋愛力のある人、異性から好感をもたれやすい人の特徴として、「笑顔で人の話を聞ける人」というのがよく挙がります。しかし、最近はこういったテクニックも飽和状態。さらにSNSが発達していることもあり、ある程度のコミュニケーションはそちらで満足できてしまう場合も。常にLINEやTwitterを開いている人、あなたの周りでもみかけませんか?そういった人に聞きかじりで「うん、うん」「そうだね」などの上辺だけの相槌をしていても相手に響きにくくなっている可能性が。
もっと言ってしまうと、自分が逆の立場になったときを想像してみてください。単調な相槌だけの人って飽きたり疲れたりしませんか?自分だけが話しているとうちに、場繋ぎをするのが義務のように感じられてしまいます。意中の人ともっと仲良くなりたいなら、もう一歩進んだ会話が必要です。
会って楽しもうと思わせる
今必要とされるのは、単なる同意や同調ではなくズバリ「相手の話を引き出したり、気持ちをわかってあげる力」。とくにSNSなどに夢中な男女は、常に共感やイイね!を求めています。その根幹は承認欲求ですよね。それなら「ネット上のやりとりよりも、会って話す方が楽しい!」「この人はもっと深く分かってくれる」と思わせることを意識してみましょう。
例えば話題のきっかけがSNSにあったとしても、「この写真どうやってとったの?すごくきれいだったよねとか「この間あげてたお店、行ってみたいから詳しく教えて」など、相手が好きなことを話せる雰囲気作りが重要。見知った関係ならSNS上ではあえて沢山はなさず、会って話すことも大切です。
SNS上で詳しい説明を求められると文字を打つのが面倒だったり、好きなことを長々語るのは周りの目もあるので躊躇われる場合もあります。あなたと対面だから話せる環境を作ることで、相手との距離は縮めやすくなるでしょう。
自分から発見・発信することも意識して
長々とした自分語りや自慢は嫌われるけれど、「情報の発信力」がない人は魅力的にはうつりにくいものです。例えば会話がほとんど人の噂話だったり、仕事のことや日々の愚痴だったら相手はあなたの内面に興味がもちにくいでしょう。
また、会話の中で皆が飛びつくような流行のスポット・話題などがあがると、ミーハーに思えて一歩引いてみてしまう人は要注意。共通の話題や新しい情報が出せない人は交友関係が広がりにくくなります。一見ミーハーに感じるものも、情報を積極的に得たり人と共有するという姿勢としては有効なのです。
もちろん、すべての流行を追わなければいけないという事ではありません。あなただから知っているスポットや、知識をうまく発信できるだけでも興味をもってくれる人はいるでしょう。問題なのは自分の得意分野や慣れた環境のみにこだわって、新しいことを無意識に避けてしまうことです。
まとめ
コミュニケーション力をいきなり上げるのは難しいことですが、ほんの少し積極的になるだけでも改善していくことができます。人との会話や異性とのコミュニケーションは基本的に「慣れ」だと言われています。苦手意識がある人は、身近なところから少しずつ練習するつもりで話しかけてみると良いかもしれません。