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『デート~恋とはどんなものかしら~』第8話まとめ!【フジテレビ月9ドラマ】 【主演:杏 長谷川博己】【脚本:古沢良太】
第8話目になり、物語も佳境に差し掛かってきた「デート~恋とはどんなものかしら~」。リケジョと高等遊民(要はニート)の関係が終わったかのように見えた前回ラストでしたが、今回は一転、二人の結納の場面からスタートしました。依子(杏)の女心が揺れる波乱の第8回を早速レポートします!
◆結納の日はバレンタイン!なにかが起こる予感がします。
依子は10歳のころ、母親に連れられてお菓子屋さんに行きました。バレンタインのチョコレートを買いにつき合わされたのです。「チョコなんてくだらない」と店員にも母親にもそっけなく言い放つ依子。その本心は言葉とは正反対のものだったことが終盤で明らかになります。
◆依子と鷲尾と巧の三角関係は巧に軍配が!
さて、前回、依子の家に駆けつけた鷲尾と巧(長谷川博己)。「恋がしてみたい」という自分の気持ちに気づいていない依子は、「結婚には愛情が大事だ」と主張する鷲尾に、「私にはあなたの気持ちに応えることができません」と断ってしまうのでした。
ここで改めて考えたいことがあります。
依子はかたくなに、「結婚に恋愛感情は不要だ」と言いますが、果たして本当にそうでしょうか?かつては見合い結婚が主流でしたが、そうして結婚した人たち全てが恋愛をしなかったわけではないのではないでしょうか?出会うきっかけが「お見合い」だったというだけで、その後二人で気持ちをすり合わせていく過程で、恋心や愛情を育んでいった人たちも多いのではないか、と思うのです。
現在の「婚活」や「お見合いパーティ」「結婚相談所」も、いい出会いを見つけるひとつの「きっかけ」。二人がお互い愛情を持って接することで、晴れて結婚までたどり着くことができるのは恋愛結婚と同じなのですよね。
◆緊張感いっぱいの結納!しかし父親同士で一触即発!?
結納は依子の実家で行われることになりました。依子の父は緊張感でいっぱいいっぱい。そんな依子の父を依子の母は影ながら支えます。依子の母はとっくに亡くなっているのですが、なぜか当然のような顔をして一緒に並んでいるのが笑えてしまいました。どうやら依子には見えていないようなのですが、お父さんとはしっかり会話できているのですよね。
お父さんが呼び出したとのことですが、幽霊なのか? 妄想なのか? その謎はこのドラマの最終回でもわからないままなのかもしれませんね。結納後の歓談の席で、依子の父は巧の父と俳優「スティーブマックイーン」について語り合います。
しかしお正月に巧が「ブリット」も見ていないくせに、と馬鹿にしたように、なんと巧の父親も依子の父を馬鹿にしてしまうのでした。13年間絶縁していても考えることは同じだなんて、さすがに親子ですね!最近は結納を省略する人も多いようですね。そのかわりに簡単な食事の席を用意する場合が多いようです。スムーズに事が進むよう、お互いの両親の考え方や趣味などを把握しておくことをおすすめします。
◆佳織と宗太郎の気持ちが爆発。波乱のたこ焼きパーティ…
巧の幼馴染の佳織は巧と依子のため、巧の家でたこ焼きパーティを開くことにしました。でもお酒が入っている宗太郎が「妹は20年以上前に巧に絵を褒められて以来初恋が忘れられないんだ」「俺は昨年嫁に出て行かれた」と暴れてしまいます。埒が明かなくなった宗太郎に佳織は、頭からザバーンと豪快に水をぶっかけてしまうのです。修羅場です!応酬するかのように花瓶を取った宗太郎は、佳織に水をかけるかと思いきや、宗太郎を止めに入った巧の顔をめがけてザバーン!
「妹の気持ちを踏みにじりやがって! 俺のところには今朝離婚届が届いたんだ! なんでおまえが結婚できるんだよ!」と泣き、たこやきパーティはお開きになってしまうのでした…。
◆「恋がしてみたい」10歳&現在の依子が切ない!そして二人は…
10歳の依子は、バレンタインデーにチョコを食べさせあう両親を見て、誰かにチョコをあげようとするのですが、「好きだなぁと思う男の子」が見つからずに一人、河原で泣きながらチョコを食べていました。依子にとって両親、とりわけ母親は絶対的な存在です。「両親のように恋をしてみたい」と思ってもかなわない辛さというものを、10歳からずっと心に秘めていたのですね。
カタブツのリケジョになってしまったのは、恋がしたくてもできないという辛さをもう味わいたくないから、自分で自分の心をずっと封印していたのでしょう。依子は結納の後、かつて母親と行ったお菓子屋さんに行きチョコを買います。きっと初めて出来た「好きだなぁと思う人」に出会ったからに違いありません。
でもその相手の巧は、「バレンタインなんてばかばかしい」と言って憚らない人物。依子は結局手渡すことが出来ず、またも河原で一人で泣いてしまうのでした…。そんな依子に巧は「あなたは結婚がしたいからじゃなくて、恋がしたいから泣いているんです」と言葉をかけるのでした。そして「僕はチョコレートを受け取る資格はない。彼のところに行ってみなよ」と優しく依子の背中を押すのです。
依子は鷲尾を呼び出しチョコを渡して「恋がしてみたいです」と告げ、巧は佳織といいムードに…。誰がどう見ても、依子が泣いていたのは「初めて好きになった相手にチョコレートが渡せないから」なのに、巧が依子の気持ちを尊重しているのは「依子に恋愛感情を抱いているから」なのに、この見事なまでのすれ違い…!これぞ、月9の醍醐味とも言えますね!
来週と再来週は15分拡大でますます見逃せないデート。次回も楽しみですね!
↓↓ バックナンバーは下記より ↓↓
【1・2話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』から目が離せない!
【3話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』3話まとめ
【4話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』第4話まとめ!
【5話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』第5話まとめ!
【6話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』第6話まとめ!
【7話まとめはこちら】『デート~恋とはどんなものかしら~』第7話まとめ!
【番外編】『デート~恋とはどんなものかしら~』に学ぶ実践的婚活ファッション
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『デート~恋とはどんなものかしら~』 フジテレビ系月曜21:00~
【出演】杏 長谷川博己 国仲涼子 中島裕翔(Hey! Say! JUMP)松尾諭 和久井映見 風吹ジュン 松重豊
【脚本】古沢良太「リーガルハイ」シリーズ、「相棒」シリーズ、「外事警察」、「ゴンゾウ」、映画「エイプリルフールズ」、映画「寄生獣」シリーズ、映画「三丁目の夕日」シリーズ、映画「少年H」、映画「キサラギ」など
【企画】成河広明
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