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もしかして、誤解していません?
なんとなく恋愛結婚のほうが・・・とか、お見合って恥ずかしい・・・とか、そんな声をたまに聞きますが、私としては、なぜそこまでお見合いに嫌悪感を抱くのか?不思議に思うわけです。出会い方は違っても、お見合いも恋愛と同じように結婚までの道のりがあります。一緒に食事をしたり映画を観たり、デートを重ねながらお互いを知るわけです。お見合い結婚を恥ずかしいと思っている方の多くは、自分勝手な思い込みが原因。「見ず知らずの人とお見合いして、相手のこともよく分からないまま結婚する」そんなイメージをもっている場合がほとんど。そんなのまるで、政略結婚じゃないですか!「お互いの気持ちなんかどうでもいい、とりあえず結婚しろ」的な強引な結婚とお見合い結婚をごちゃ混ぜにしがち。
まぁ、無理もありませんけど。テレビドラマの影響で、お見合いに対するイメージがどちらかと言えばネガティブ寄りですから。ドラマの中で「お見合いなんてイヤ!」そんなセリフを聞けば、誰だってネガティブな印象を受けますよね。勘弁してほしいですよ、根拠なき否定・・・。そこで、お見合いを恥ずかしいと思っている方に質問があります。
『お見合いなら、必ず結婚できるという自信がありますか??』恋愛もお見合いも出会い方が違ってもゴールは同じ。さらに言えばプロポーズまでの過程も、恋愛とそれほど変わりません。ただ、出会いから結婚までの期間が長いか短いかだけの話。今回のテーマは、お見合い結婚に対する誤解を解くためではなく、お見合いのポイントをおさらいするのがテーマです。「恋愛こそ結婚のセオリー」そう思っている独身男女の方に、少しでも参考になれば幸いです。
<おさらいポイント1>
お見合いのメリットは「時間短縮」型の婚活
“――お見合いのいい点とは何でしょうか?大きなメリットは「時間短縮」です。恋愛結婚というのは、初めて知り合ってから入籍までの時間がとても長いのです。平均で「4年半」といわれています。また、それはどんどん長くなる傾向にあります。お見合いの場合には、初めて2人を引き合わせて、お付き合いしだしたカップルが「結婚する」と判断するまで平均で3カ月。判断してから入籍するまでが平均で3カ月。合計6カ月、つまり半年で結婚までいくわけです。
この差は大変に大きいです。特に女性にとって4年半は長いですよ。高齢出産が大丈夫なようになってきてはいますが、それでも早く子どもを生みたいという女性にとって、男性の踏ん切りがつくまで待っているのは大変です。
出典:プロに聞く、お見合いで成功するコツ5選(マイナビウーマン)
<おさらいポイント2>
お見合いも男女の出会いの一つ
“会話をするときの大切なポイントは、余計なことを言わない、余計なことを聞かない、ということです。お見合いの場では、お互い初対面です。「朝起きたら部屋中に味噌汁のいいにおいがするのって、僕の夢なんですよ」などと、自分の家庭観を話したりするには時期が早すぎます。お相手はまだあなたの女房ではないのです。お見合いの席では余計なことを言わない。言わなくてもいいことを言ってしまって、墓穴を掘ることのないようにしてください。
<おさらいポイント3>
お見合いは短距離走。出会いからの3ヶ月間が重要
“相談所は早期の結婚を望む方の集まる場ですので、出会いの目的は男女共にハッキリしており、また、お見合い前にお互いの条件は把握できます。希望条件を満たすからお見合いをし、フィーリングが合うからその後お付き合いに発展しているのですから、その後も頻繁に会うことができたら、3ヶ月で十分お互いを理解し、愛情も信頼も育み、自然にご成婚へと至るものです。逆に、3ヶ月間ボーッと過ごしていると、芽吹き始めた種に水も肥料もあげないのも同然で、あっけなく枯れてしまいます。というわけで、出会いから3ヶ月のこの時期が、その後の人生をも左右する重要な期間になるということです。